JR線の運賃は、現金で切符を買うよりSuicaなどICカード利用の方が安いのでしょうか
すみません、今回も前置きが長くなります。近距離移動においては、もう切符を買わないようになってずいぶん経ちます。自分は自動販売機の無い時代も知っていて、少し田舎へゆくと切符は窓口で買わねばなりませんでした。いわゆる硬券(きっぷの紙が厚くて硬い)というやつです。あれ、行き先を告げると窓口のおじさんが切符を棚から引き出して、使用日を刻印してから、お金と引き換えに渡してくれるわけですが、行き先の駅名がわから...
View Articleタイヤ内側の摩擦によるパンクを経験しました
先日ブロンプトンを駐輪場に停めて一時(およそ2時間)ほどで戻ってきたところ、駐輪場のラックのうえで後輪がパンクしていました。そこまで3㎞ほど乗ってきて何の問題もなかったし、タイヤの空気はパンパンに入れてきたので、リム打ちの可能性も殆どありません。もちろん、釘などを踏んでプシュ~とパンクしたわけでもなし、どうしたのだろうと途方にくれました。...
View Article旧東海道点描 見附宿~浜松宿 (その1)
JR磐田駅から300mほどの場所にある、旧街道沿いのビジネスホテル。おそらくは昔の宿泊施設からそのままホテルになったと思われます。それが証拠に間口は狭く、奥行きが深いという典型的な町屋構造の名残を建物に残しています。階段入口のアーチ状の玄関庇が昭和の雰囲気を残しています。...
View Articleキリストの生まれた時と場所
クリスマスの直前くらいはイエスさまのことを書こうかなと思ったのですが、いざ書こうとするとキーボードを打つ手がパタリと止まってしまいます。この季節になると、電飾する家が多くなりますが、教会をみると意外にもツリーに電飾している教会は殆どありません。イルミネーションの起源は、教会でいえば東方の三博士にキリストの誕生を告げ知らせて彼らをエルサレムに導いたベツレヘムの星です。クリスマスツリーの一番上に大きな星...
View Article丹波山村にブロンプトンをつれて
柳沢峠を奥多摩湖方面に下って、最初の街らしい街がこの丹波山村です。「丹波」と書いて、「たんば」ではなく「たば」と読むのは前に説明した通りです。丹波といえば京都の北が有名ですが、丹波山村の「丹波」の由来は、たわみや峠を意味する「タバ」とも、山間渓谷の僅かな平坦地を意味する「タバイタ」からとも、諸説あります。多摩川の由来は上流の丹波川が転訛したという説もあります。普段慣れ親しんでいるのは、河川敷が広く滔...
View ArticleJR線各駅停車と高速バスの比較
いまや高速道路網の発達によって台頭してきた高速バスとの競争に価格(運賃)面で不利となり、一部の乗り鉄(鉄道に乗ることに楽しみを感じる人たち)を除いて敬遠されつつある鈍行の旅です。下の表をご覧いただくと分かると思いますが、JRの各駅停車と高速バスを比較すると、所要時間の面でも、運賃の面でも、鉄道側の完敗です。もはや鉄道と高速バスとの競争は、特急や新幹線など追加料金を必要とする列車との競争において、時間...
View Article通勤途上のパンク
今朝、家からアルバイト先の新宿まで、いつものようにブロンプトンで向かっていたところ、目黒区青葉台(中目黒と代官山の間です)で、前輪のタイヤがカチカチと音をたてはじめました。タイヤの溝に小石が挟まると、こういう音がするので停めてみたところ、銀玉鉄砲の弾くらいの小さな金属球が溝に埋まっています。何かと思って指先でつまんだら、その球の後ろに数ミリの針がついており、タイヤからにゅっと出て来るではありませんか...
View Article平成最後の大晦日
2018年も今日一日限りとなりました。辛抱強く当ブログを読んでくださっている方々に、御礼申し上げます。自分にとっては、少しずつではありますが、自分を取り戻す一年であったと振り返っています。ここのところ、空いている細切れの時間を、ひたすら読書とブログ書き、そしてブロンプトンをつれた旅に費やして参りました。この三つを比べますと、読書とブロンプトンをつれた旅は、時間もお金もさして必要としないことに気が付き...
View Article大晦日のお手伝い
新年あけましておめでとうございます。2016年まで続けてきた大晦日のブロンプトンを利用した初詣&初日の出の旅ですが、ここ3年間は途絶えております。鶴岡八幡宮、伊勢神宮外宮+内宮、成田山新勝寺と実験してきたので、川崎大師、明治神宮もやってみたいのです。しかし、お寺を手伝っているからには、猫の手も借りたい大晦日に旅に出るわけにも参りません。深夜にお手伝いが終了すれば、あとは帰るだけなので、湘南海岸のどこ...
View ArticleChariots of Fire (炎のバイカー)
駅伝のシーズンですね。浪馬は中高生の頃、年がら年中毎朝校内を走っておりました。学校でクラス対抗の駅伝大会が毎年ありまして、遅いと格好がつかなかったもので。2月だったか寒稽古もあって、武道系は苦手なのでやはりマラソンに参加していたのですが、冬の朝は真剣に走ると、粘膜の状態からなのでしょうけれど、喉から血の匂いがしてくるのです。当時学校の周りは畑がたくさん残っていて、冬場は空気も乾燥していて埃っぽかった...
View Article大弛峠にブロンプトンをつれて(その8-水ヶ森林道)
乙女高原の最上部にて、クリスタルラインを右に分けて水ヶ森林道に入ります。よく考えると、クリスタルって、昔流行った言葉なんですよね。「なんとなくクリスタル」から出たクリスタル族ってやつです。著者ご本人も言ってましたけど、ブランドに身を包んだ空っぽの女子大生って、中身が無いからブランドで固める必要があるんでしょ、と当時から思っておりましたよ。かくいう今の私なんか、「なんとかクラシテル」のクラシテル族です...
View Article冬の夜の横浜散歩
冬というと戸外活動を控える人が多くなりますよね。特に大人に。私も子どものころからウィンタースポーツになれ親しんでいて、雪国にはよく行っていたので寒さには強い方だったのですが、歳を重ねるにつれて寒さがきつくなって参りました。今日は冬の横浜における夜景をご紹介しながら、冬のブロンプトンをつれた旅について書いてみたいと思います。(写真のうち、乗り入れ禁止の場所については、押し歩きで入って撮影しています)...
View Article青春18きっぷの元を取るには
青春18きっぷとは、1982年に登場した「青春18のびのびきっぷ」を元祖とする、貧乏旅行者が愛用する企画乗車券のことです。期間が設定され、新幹線を含む特急や急行列車など、運賃とは別に特別料金を支払って乗る優等列車は利用できないものの、鈍行、いわゆる普通列車であれば、一日中規定の運賃で乗り放題というものです。...
View Articleノロウィルスにやられました
先日のことです。ブロンプトンを脇に電車の座席に座って本を読んでいました。ふと目をあげて外の景色を眺めた途端に、胸がムカムカして嘔吐感が沸き上がりました。子どものころから電車にだけは酔ったことのない私は、疑問を感じながら本を鞄にしまって、流れる景色の遠くの方を眺めていたのですが、不快感が増すばかりで一向におさまりません。まずいなと思い、空いていたのに立ち上がって吊皮を掴もうとしたら、腕が異様に重いので...
View Article高速バス(新宿―白馬線)にブロンプトンをつれて(その1)
これまで、色々な乗り物にブロンプトンを載せて旅に行きましたが、高速バスはありませんでした。というか、敬遠していました。なぜなら、総合予約サイトである高速バスネットの「よくある質問」のうち、「ご乗車にあたって」の項目には、次のような文章が明記されているからです。...
View Article大弛峠にブロンプトンをつれて(その9-積翆寺温泉要害)
大弛峠からブロンプトンに跨り、柳平から焼山峠、乙女高原を経て水ヶ森林道を抜け、太良峠まで下ってまいりました。ここから武田信玄の居城であった躑躅ヶ崎館のあった武田神社までおよそ10㎞。甲府駅までも12km。もう駅まで僅かだから楽勝だ!(といつものように足元が見えていません)ここからの道幅は2車線分あり、ヘアピンが連続する下り坂ながら見通しが良いのでブロンプトンはオートバイ並みの速度でひらりひらりと下っ...
View Article高速バス(新宿―白馬線)にブロンプトンをつれて(その2)
出発当日、仕事の2時間前に新宿へブロンプトンで走って行き、バスタ新宿を観察しました。いつも走っている南口の対面からエレベーターで4階へ。予約番号を言って運賃を支払い、チケットを受け取ったのですが、何だか飛行機のチェックインカウンターみたいです。カウンターの前はこれまた椅子が並んで空港そっくり。あまり大きくないけれど、コンビニとお土産屋さんがあります。けれどもテナントの関係なのか、新宿中村屋さんの製品...
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