涼:ミズクラゲの遊泳鑑賞
先日横浜で、たまたま海面がおだやかだったので、そこに映る「逆さランドマークタワー」を撮ろうと運河を覗いた途端に、白いものがたくさん浮いているのが目に入りました。そう、ミズクラゲの大群です。私はクラゲ、好きではないです。小さいころ、カツオノエボシとかアンドンクラゲに刺されて以来、トラウマになっているのです。あれ、アシナガバチに連続で刺されるような痛さですよ。 (わーい、逆さタワーだと思ったら)...
View Article旧東海道へブロンプトンをつれて 31新居宿から32.白須賀宿へ(その1)
新居宿のはずれ、橋本西交差点(34.686539, 137.555723)から旧東海道を白須賀宿へ向かいます。国道1号線から右へと分かれて460mほどゆくと、「右;紅葉寺跡」のサインがあります。跡なので、お寺そのものがあるわけではありませんが、ここは浜松の名前の由来でもでてきた室町幕府6代将軍足利義教が、富士遊覧の際に紅葉を楽しんだ場所(34.687288,137.550720)です。...
View Article海軍兵学校「教育漫語」躾教育
先日、戦前のことを調べるために、井上成美氏の伝記を読んでいました。井上成美さんという人がどんな方かご存じない方は、Wikiをご覧ください。それだけファンが多いのか、あまり有名ではない軍人さんの割には、かなり詳細に書いてあります。以前、私は彼の教育者としての側面(特に戦後の近隣の子どもたちへの教育)に学ぶものが多いと感じて、伝記を取り寄せて読んだのですが、これが面白くて読んでいて実に痛快でした。彼は昭...
View Article都会の早朝にブロンプトンをつれて
暑いですね。こう暑いと日中の路上温度は殺人的なまでに上昇します。Bromptonで走るにしても、走行中はまだ風があるから良いのですが、赤信号で止まると下からムァ~ッとした蒸し暑いものがあがってきて、息が詰まりそうになります。こんなとき自転車を楽しむには、暑く無い場所へ移動して走るということで、いままで海へ山へとブロンプトンをつれてゆくアイデアをご紹介してきました。 (神保町交差点 岩波ホール)...
View Article信州姨捨山・田毎の月にブロンプトンをつれて(その6)
(武水別神社の大鳥居と稲荷山温泉付近)16:24発篠ノ井線上り甲府行きに乗るため、姨捨の棚田下から稲荷山駅へと向かいます。途中で武水別神社(36.519379,...
View Article原爆忌を前に思ったこと
この前、キノコ雲そっくりの雲を見つけて写真を撮りました。もうすぐ70回目の原爆忌が巡ってきますが、これから先は証言者が減る一方なのでしょうね。同じ日の夕方、人と人との出会いは偶然だけれど神秘的だと思えることがありました。帰宅してから、原子爆弾開発の端緒をつくった、ドイツからアメリカへ亡命したあるユダヤ人物理学者のことを思い出しました。...
View Article東急東横線(含むみなとみらい線)沿線にブロンプトンをつれて(その1)
東急東横線+みなとみらい線路線データ起点終点:渋谷駅-元町・中華街駅駅数:26駅路線総延長:28.3㎞平均駅間距離:1.132㎞下り列車始発駅:渋谷上り列車始発駅:元町中華街・菊名・(日吉-目黒線)・(中目黒-日比谷線)・(渋谷-副都心線) (渋谷の日曜朝5時半。こんな時間帯にスクランブル交差点を眺めるのも面白いですよ)...
View Article一方通行の怪
ある日のこと。某観光地でブロンプトンに乗って歩道を走っていました。そこは渋滞する場所で二輪車も多く、車道の幅に余裕が無いため、人のいない朝の時間帯だからと歩道を走っていたのです。何気なく交番の前を通り過ぎたあと、立ち番している警察官から、「ちょっと、歩道で自転車に乗っちゃダメでしょ」と声が掛かりました。みると上のような標識が頭の上に架かっています。他には何も標識がありません。彼が言うには、ここまでは...
View Article旧東海道へブロンプトンをつれて 31新居宿から32.白須賀宿へ(その2)
新居宿を出て、橋本西交差点からおよそ4㎞、旧東海道は崖線に沿った道をひたすら西へ向かってきました。宝永地震以前は白須賀宿のあった元町のはずれから、右へ曲がったらすぐに有名な潮見坂ののぼりにかかります。最初の200mほどは直線で見通しが効き、出だしが緩いため楽勝かと思われるのですが、この坂は上へ行けばゆくほど勾配が増します。それに坂自体は一番下から頂上まで460mもの長さで、途中踊り場のような一息つけ...
View Article大桟橋に現れた自動車運搬船(アフロディーテ・リーダー)
先日大桟橋に面白い船が接岸していましたので、ご紹介します。自動車運搬船です。普通、このような貨物船を旅客ターミナルつきの桟橋につけることはないのですが、海の日を記念して日本郵船が希望者に公開したそうです。最初赤レンガ倉庫側から見たとき、手前の飛鳥Ⅱの向こうに壁のようにそびえているあれは何者?という感じでした。 (なんでしょう、あの壁のようなものは)...
View Article旧東海道点描(藤沢~小田原 その2)
本編ではご紹介できなかった、二宮駅裏手の吾妻山。 東海道沿いに吾妻神社があるので、すぐ分かります。 ヤマトタケルノミコトが東征の折、浦賀水道にて海神を鎮めるために入水したオトタチバナヒメの笄を埋めて「吾妻はや」(わが妻よ)と嘆いたことからこの名前がつきました。...
View Article信州姨捨山・田毎の月にブロンプトンをつれて(番外編)
昼間何度も姨捨の棚田をブロンプトンで下っていたといいましたが、実は夜に月を映す場所を探していたのと同時に、ダウンヒル映像を撮影していました。 あまり詳しくはいえないのですが、この映像をブロンプトンに乗りながらひとりで撮影するのに、色々と難関がありました。そのたびにある専門の方に助力をいただき、ひとつひとつクリアして撮影しました。 この場を借りて御礼申し上げます。...
View Articleそもそも何で横浜だったのかって話なわけ(今昔横浜名所図会;開港広場)
と、今日のお題は某コメンテーターの口調を真似してみました。さいきん、テレビ観ていなかったので知らなかったのですが、横浜問題っていうのがあるそうですね。何でも横浜市民はプライドが高いのだとか。自分は横浜をよく知らないくせに知っていると思い込んでいたくちで、プライドが高いと思われていたなら、無知を曝していたようで恥ずかしいです。「日本ではじめて」の多い横浜ですが、それが自己満足に聞こえるのでしょう。私の...
View Article東急東横線にブロンプトンをつれて(TY01渋谷駅)
さて旅の始まりは渋谷駅です。そう、いまや世界的に有名になった渋谷駅(笑)。でも、渋谷の名所旧跡って、どんなところがありましたっけ。ハチ公?それともモアイ?いえいえ、それらはシンボル(象徴)でしょう。109のような商業施設はいつどうなるかわからないし、渋谷川?たしかに駅のすぐ脇を流れていて、暗渠ではない部分もありますが、あれを見てもなかなか昔の姿を想像できません。...
View Article熊鈴をブロンプトンにつけて
えっ、北海道の山中へ行くわけでもなしに、熊鈴なんてブロンプトンに乗る際に使うの?と思われそうですが、けっこう重宝しています。私はときどき、山梨や長野の山へブロンプトンをつれて分け入ることがあります。『登山+自転車+温泉?』という組み合わせで「トライアミューズ」と勝手に呼んでいるのです。そんなとき、本当に熊鈴をつけねばあぶない道を走ったり、歩いたりするのです。登りのバスで運転手さんから「なに?どこ行く...
View Article帆船「みらいへ」を見かけました
「ブロンプトンで走れば、何かに当たる」ということで、今朝、横浜港のぷかりさん橋の脇に風帆船が停泊しているのを見かけました。道路からだと、インターコン(チネンタルホテル)の影になって見つけにくいのですが、国際橋を渡るときに、ふとマストの頭だけが見えたので、そばに寄ってみました。ぷかりさん橋は自転車乗り入れ禁止なので、押し歩きで近づきました。 (今朝6時前のベイブリッジ)...
View ArticleLa vie a La CampagneにBromptonをつれて
私は朝食についてご飯だ党、パン党だとこだわるほうではなく、お腹に入ってしまえばどれもありがたいものです的な考えの持ち主です。東急東横線沿線には、色々なパン屋さんがあるのは知っているのですが、わざわざ途中で降りてまで行くことはありませんでした。 (朝の目黒銀座商店街。いちおう「自転車を除く」ってシールが貼ってあります・・・めくりたい)...
View Article信州姨捨山・田毎の月にブロンプトンをつれて(その8)
聖湖の端、猿ケ馬場峠から国道をくだり、途中で右へ折れてJR篠ノ井線の姨捨駅付近まで降りてきました。ふと見ると、リゾートトレインが姨捨駅に入ってゆきます。あれは長野~松本~白馬を往復する「リゾートビューふるさと」が折り返してきて長野へ戻る途中でしょう。今九州方面ではやりのクルーズトレインの先駆的存在です。ああいう列車にBromptonをつんで、停まる駅ごとに自転車で散策させたら、松本零士さんの漫画「銀...
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