「ブロンプトンで走れば、何かに当たる」ということで、今朝、横浜港のぷかりさん橋の脇に風帆船が停泊しているのを見かけました。
道路からだと、インターコン(チネンタルホテル)の影になって見つけにくいのですが、国際橋を渡るときに、ふとマストの頭だけが見えたので、そばに寄ってみました。
ぷかりさん橋は自転車乗り入れ禁止なので、押し歩きで近づきました。
船の名前は「みらいへ」と表記されています。
帰って調べたら、神戸にある社団法人所有の船で、セイリング(文字どおり帆を張って航走すること)を体験できる船みたいです。
セイラーマン体験ですか、面白そうですね。
8月中は横浜で週末に体験プログラムをやっているみたいです。
ホームページの写真をみると、三本あるマストのうち、後ろ二本は縦帆だから、スクーナーの一種になると思います。
船体が日本丸や海王丸Ⅱと対照的に、ハウステンボスの観光丸みたいに黒いところもまたいいですね。
(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/38079242.html)
あちらが貴婦人なら、こちらは公爵みたいです。
横浜で船とBromptonを並べて撮影すると、一番絵になるのが帆船だと思います。
以下、客船、作業船、貨物船の順で、一番似合わないと思うのが軍艦です(そちらでお仕事されている方、スミマセン)。
でも、これって飛行機も同じで、ジェット機よりも、プロペラ機、軍用機よりも民間機の方が似合いそうな気がします。
それにしても、船って、他の乗り物よりもBromptonを乗せがいがある気がするのですが、なぜでしょう。
自転車特有の、自由で平和な感じが共通するからでしょうか。
特に帆船は自然の力で航行する(もちろん現代の帆船は動力もついているのを承知していますが)ところが、人力で動く自転車と、これまた相似ているからかもしれません。
ならば、積載できるかどうかは別にして、飛行機ではグライダーや熱気球が似合うということになるのかもしれません。
ともかく、こんな船にBromptonを積んで、エーゲ海とか、カリブ海の(国内なら、瀬戸内や天草でも良いですが)島々を巡ったら、楽しいでしょうね。
ああ、自分も船酔いさえなければ六分儀を使った位置測定なんて体験してみたいです。
地図が好きなので、海図とか見ていても飽きませんしね。
一度でいいから、海図用のディバイダーとか三角定規を使用してみたいし。
GPS全盛の世の中でも、そういうアナログな技術に惹かれてしまうところが、自転車を使って旅することに熱中する部分と共通する気がします。
あっ、高いところも苦手だった…10mの高飛び込みをやったことあるのですが、あれってホントに怖いし、痛いのですよ。
マストのぼりとかあったら、ダメですね。
ふふ、また昔の教科書にあった、かの文豪トルストイの「とびこめ」という話を思い出してしまいましたよ。