横浜夜景観光 その7
汽車道の夜。こうしてみると「銀河鉄道の夜」のようですね。『[そのときすうっと霧がはれかかりました。どこかへ行く街道らしく小さな電燈の一列についた通りがありました。それはしばらく線路に沿って進んでいました。そして二人がそのあかしの前を通って行くときはその小さな豆いろの火はちょうど挨拶 )...
View Articleリーガルハイの古美門邸
私はテレビ番組の影響からなのか、何か気に喰わないことがあるとすぐに「訴えてやる!」と口に出す人を、気の毒な人たちだなぁと思います。リーガルハイというドラマに「死刑にしましょう」ではじまる有名な台詞がありました。「判決を下すのは、断じて国民アンケートなんかじゃない。我が国の碩学であられるたった五人のあなた方です。どうか、司法の頂点に立つものの矜持を持ってご決断下さい。」「碩学」とか「矜持」とか、現代で...
View ArticleTY09多摩川駅
多摩川駅という名前だけ聞くと、駅から川が見えそうですが、あいにく見えません。また、住所は大田区田園調布1丁目になります。目蒲線から目黒線が分離した残りの区間(多摩川~蒲田間)、多摩川線の始発駅でもあります。しかし、一定の年齢以上の方なら、ここがかつて多摩川園という駅名で、いまの田園調布せせらぎ公園がある場所は、小さな遊園地があったことを覚えていらっしゃると思います。その時代の東横線沿線の子どもにとっ...
View Article江の島湘南大桟橋にブロンプトンをつれて
湘南の観光名所、江の島ですが、「江ノ島」と「江の島」、どちらが正しい表記でしょうか。「江ノ電」や「片瀬江ノ島駅」からすると、「江ノ島」にも思えますが、住居表記は「江の島」が正式名称です。ただ、「江ノ島」と表記した方が、何だかレトロで前の東京オリンピックの頃を彷彿とさせるのは自分だけの感覚でしょうか。...
View Article観光協会めぐり
ここのところ、あちこちの観光協会をまわって、お話を伺っていました。どこがどうとは申し上げられないのですが、場所によって姿勢やスタンスがずいぶんと違うことに気がつきました。ある協会は、熱心に事業の話をきいてくださり、いろいろな可能性についてアドバイスをしていただきました。またある自治体では、様々な機会をとらえてビジネスチャンスを広げるための交流会を行っていて、ぜひ参加して世界を広げてくださいと言ってく...
View Article旧東海道へブロンプトンをつれて 37.藤川宿から38.岡崎宿へ(その1)
(右;山の上に見えるのが愛知産業大学)旧東海道は岡崎市立藤川小学校の前、藤川宿の西棒鼻跡((34.912406,137.217928))から続けます。前回ご紹介した芭蕉句碑のすぐ後ろには、閻魔堂があります。これは閻魔大王の像が収められていて、江戸時代に子どもなどに「現世で悪い事をしていると、閻魔様に裁かれて地獄へ落ちるよ」という戒めとして使われていたようです。御油と赤坂宿の間にあった十王堂も同じ趣旨...
View Articleブログ開設四周年にあたって-苦しみのなかにある希望
2012年の8月3日にブログを開設してから、本日でちょうど4周年となりました。先日800回目の投稿でも申し上げましたが、今日からもう少し間隔を開けようと思います。(実際には予約投稿しているのでもう少し先になりますが)私は自分の中に妙に根暗な部分があって、これまでに自分は何のために生きているのか、時どき懐疑的になったりして参りました。そんな自分に向けたひとり言を、今日は綴ってみようと思います。...
View Article志賀草津道路(国道299号線)にブロンプトンをつれて(その2)
前回で計画の概要を書きましたので、今回は夏場に山岳道路にブロンプトンをつれてゆく際の注意点についてから書きはじめたいと思います。...
View Article「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」
中学生の頃、学校のどこかに、こんな碑文を見かけたことを思い出しました。「宗教教育をやめろ」「信教の自由を」と叫ぶ大学生に対し、クリスチャンでもあるその学園の創立者の奥さまは「宗教教育をやめるくらいなら、こんな学校は無くなった方がいい」と決然と反駁していました。そのとき私は、「嫌がっているものを強制することなどないのに…」と傍目で思っていました。いま信仰を得て、また旅先で神社や寺院、教会が学校を設けて...
View ArticleUNICH ミニフロアポンプ MF-HP1
(アルミの削りだしのボディでとても軽いのです。長さ268㎜/重さ130g)以前、ブロンプトンに付属しているエアー・ポンプ(空気入れ)について、使い勝手をレポートしました。(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/39679664.html)ポンプというものは、当然ですがボディが小さければ小さいほど、ひと押しで入る空気の量が少なくなります。しかし携行性を考えれば、なるべくボデ...
View Article横浜夕涼み(その1)
これまで、夏の時期のBromptonでの散歩は、早朝をお勧めしてきました。しかし、人によってはなかなか夜早く眠る習慣がつけづらくて、早起きしたくてもできない人がいらっしゃると思います。かといって、今の時期午前10時をすぎると日差しもかなり強く、午後3時くらいまではアスファルトの上は灼熱地獄のようになってしまいます。ということで、一日のうちにもうひとつ、明るいのに涼しい時間帯があるのに気がつきました。...
View ArticleBromptonに乗ることは非日常? それとも日常?
(小布施の桃園)皆さんに次のような行動を非日常/日常で分けてもらうとしたらどちらに仕分けますか。TDLに遊びに行く、旅やドライブへ出掛ける、映画や音楽を鑑賞する、寿司やふぐ刺し、うなぎ等を食べる…非日常の代名詞のようなTDLはともかくとして、旅やドライブはその距離によって分かれるかもしれません。映画や音楽は、自宅で鑑賞するのか、映画館やコンサートホールで鑑賞するのかで違ってくるのかもしれません。また...
View ArticleTY09多摩川駅からTY10新丸子駅へ(その1)
多摩川駅の下をくぐり、川の方へ向かいます。左手は目蒲線の残存区間で東急多摩川線と名前を変えた線路が、地下から地上へ出てきて蒲田方面へ向かっています。右側には、規模の小さな商店街があります。しかし、通常の商店街と違って、あまり生活に関係ないお店が多いのです。ある意味、田園調布よりも生活臭のしない街です。...
View Article旧東海道へブロンプトンをつれて 37.藤川宿から38.岡崎宿へ(その2)
大平一里塚跡から、旧東海道を京方向、岡崎宿へと向かいます。一里塚跡の120m先、広めの市道にぶつかりますので、左に折れて、国道1号線の大平町新寺交差点(34.941811, 137.192058)で横断し、再びお向かいの路地へ戻って進みます。120mほどで国道1号線に合流します。わずかな旧道探索ですが、国道1号線に合流する手前に大平八幡宮(34.944361,...
View Article横浜夕涼み(その2)
ジャパンエキスプレスビル。といってもカード会社ではありません。港湾物流や倉庫の会社です。このビルは、昭和5年竣工のモダンビルディングです。山下公園からベイブリッジを見たら、ピンクの帯を載せているように見えました。こちらは山下公園から見る夕焼け。みなとみらいのシルエットは、Tシャツ等のデザインに使えそうです。アメリカの都市はニックネームがあるのですよね。たとえば有名なNew Yorkは“Big...
View ArticleTY09多摩川駅からTY10新丸子駅へ(その2)
前回は多摩川浅間神社の周囲をご紹介しました。今回はちょっと寄り道をするために、都側川沿いの道路を上流に向かって少し走ってみましょう。多摩川台公園下の部分は、暗渠の上が歩道になっています。この下は江戸初期に14年もかけて開削された六郷用水(通称次大夫堀)が流れています。旧東海道の旅の川崎宿のところで出てきた田中丘隅さんがのちの享保年間に改修しています。...
View Article鎌倉お散歩ツアー動画
鎌倉に行ってきました。 昔と変わってしまったところ 変わらないまま残っているところ しかし自分の「旅」の原点の場所であり 今なお新しい発見と再認識のある場所です。 動画撮影に協力していただいたみなさんに感謝です。
View Article志賀草津道路(国道292号線)にブロンプトンをつれて(その4)
国道最高地点からブロンプトンで群馬県側へと下ります。最高地点ということは、このコースの中で一番高いところという意味ですから、基本的にはどちらへ行っても下りになります。ただし、そこは山岳道路の難しさ。富士山五合目からのダウンヒルのように、下り一辺倒というわけにも参りません。最初はつづら折りのヘアピンカーブが続きます。 (左;国道最高地点の碑...
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