汽車道の夜。
こうしてみると「銀河鉄道の夜」のようですね。
『[そのときすうっと霧がはれかかりました。どこかへ行く街道らしく小さな電燈の一列についた通りがありました。それはしばらく線路に沿って進んでいました。そして二人がそのあかしの前を通って行くときはその小さな豆いろの火はちょうど挨拶 ) でもするようにぽかっと消え二人が過ぎて行くときまた点くのでした。』
(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より)
これが同じ場所の昼間の風景。
春は桜のきれいな場所です。
しかし、自分の世代は「銀河鉄道999」かなぁ。
「ひとは誰でも幸せ探す旅人のようなもの
希望の星にめぐり逢うまで歩きつづけるだろう」でしたっけ。
心の落ち着ける場所、皆さんにとってそれはどこでしょう。
万国橋からみる夜景。
有名な夜景です。
昔はこの運河の写真左側の岸には、まるで小樽運河のように古びた倉庫が並んでいました。
その時の風景の方が、横浜の歴史が感じられて私は好きでした。
夕方からこのように三脚をもって夜を待っている人たちがいます。
しかし、この日はこの1時間半後に、もの凄いゲリラ豪雨に見舞われてしまったのでした。
運河のこちら側にくると、コスモクロックなどが水面に映るのを見ることができます。
夜景スポットって、「水場」という言葉とともに、「対岸」という言葉が結構重要なキーワードなのかもしれませんね。
水面に映るランドマークタワー。
ちょっと蜃気楼のようです。
こちらは似たような構図ですが、ここは大岡川の北仲橋(みなとみらい大通り)と弁天橋(本町通り)の間、左岸にあるボードウォーク。
ベンチもあって、人も少ないのでお勧めの腰掛け休息スポットです。
なお、トイレはありません。
この写真をみてまっ先に思い出したのは、ピーターパン。
帆船が空を飛びそうです。
ナトリウム灯のオレンジ色に照らされていると、なんだが外国にいる気分になります。
夕刻の写真と比較してみました。(おわり)