ブロンプトンの組み換え
分解癖が高じて、ついにバラバラにしてしまったのか!と誤解されそうなこの写真。ずーっと前からやりたかった夢に向かって準備中のひとコマです。両方とも消滅してしまった色だし、あとでレアになるのだろうと思ってパチリ。色が京成電車の青電みたいになっていました。「青電」といって通じるのは、一定の年齢以上の京成線沿線の住民か、自分のように旅行ばっかりしていた人間だと思います。昔はあの電車にかつぎ屋のおばさんが乗っ...
View Article仲町通りにブロンプトンをつれて
上野湯島にある仲町(なかちょう)通りは、江戸時代、江戸勤番の地方のお侍さんが参勤交代で田舎に帰るときに、家族に対してお土産を購入する、いわば今でいう銀座とか、八重洲口のデパートのような場所だったそうです。その名残か、反物を扱う呉服屋さんだとか、組紐屋さんが今でも営業しています。ここを舞台に、鈴木大拙先生が『禅と日本文化』の中の、「禅と茶道」において、その時代の茶人にまつわるエピソードを書かれていたの...
View Articleクラレットブロンプトンinフランス山公園
フランス山公園はもとフランス領事館が建っていた場所にあります。(遺構のみ残っています)しかし、その前の幕末から明治にかけては仏軍の駐屯地でした。港の見える丘公園をはさんでお隣の、岩崎ミュージアムから横浜インターナショナルスクールにかけては、イギリス軍が駐屯していました。戊辰戦争の頃、フランスは幕府に肩入れし、イギリスは薩長をバックアップしていて、勝った方のバックが新生日本の主導権を握れると目論んでい...
View Article湯田中付近のリンゴ畑と北国街道海野宿(動画)
よくスキーで利用していた湯田中駅。そのすぐ下に線路沿いに広がるリンゴ畑やブドウ棚の間をブロンプトンで走ってみました。正面(背後)に見える山は、高井富士の愛称をもつ高社山(1351.5m)です。ほのかに漂うリンゴの香りを動画ではお伝えできないのが残念です。東御市にある海野宿はしなの鉄道大屋駅と田中駅のちょうど中間あたりに位置する北国街道の宿場跡です。平安時代から鎌倉時代にかけて、この地を豪族として治め...
View Article独り言―本当の謙虚さとは
このごろ自分を振り返って、人間という生き物は、つくづく自己中心的にできているものだなぁと感じます。だから、確固たる信仰を持っていなければ、すぐ「自分が神さま」になってしまうのではないかと危惧しているのです。私は単純な方だから、自分の上に具体的に「人間を超えた存在」を置いておかないと、傲慢になってしまう自己をいつも感じています。キリストに弟子入りして一番良かったところは、毎週神の前で膝を屈し、無力を認...
View Article微笑み投げかけて、手を振り払われても・・・
おはようございます。昨年9月から半年の間、予約投稿機能も使って毎日ブログを書いてきましたが、本日をもって毎日更新をやめようと思います。正直なところを申し上げれば、作文がかなり負担になっていました。ちゃんと本を読んで調べてから書きたいのに、読書量そのものも落ちてしまいましたし、自分のために書くことにしたのにアクセス数を気にして、これでは本末転倒だなと感じていました。新しいことも始めますしね。これからは...
View Article一般旅行業務旅程管理者指定研修終了証
「添乗員さんに資格はあるの?」という質問を受けることがあるのですが、一応あるのです。旅行業法第12条の11には、旅程管理を行う者のうち主任の者(いわゆるツアコンのチーフ、または一人しかいない場合はその人)は、登録機関の所定の研修を修了し、一定期間の実務経験を有した者でなければならないと定められているのです。...
View Article里見駅点景
「なごり雪」の冒頭は「汽車を待つ君の横でぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる」という描写ではじまり、歌のおしまいに、「君が去ったホームに残り落ちてはとける雪を見ていた」とあります。彼女を見送りに一緒に駅に来て、ぼくはホームに取り残されるという情景がありありと浮かぶ歌です。...
View Articleブロンプトンのたたみ方とひらき方をシンプルに説明したい(その2)
以前絵だけ書いていたのですが、英語と日本語の説明を作文しました。 (http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/39506834.html) 英文の大半は海外サイトを参考に。 それを日本語に翻訳してみたのです。...
View Article慶運寺=浦島寺(横浜市神奈川区)にブロンプトンをつれて
東海道本線にのって東京方面から横浜駅へ到着する直前、東神奈川の駅を通過して左から京浜急行の線路が寄り添うように並行してゆくあたりに、滝ノ川という小さな川を渡ります。その付近、JRと京浜急行の間にあるお寺が、浦島伝説のある浄土宗慶運寺(35.475189,...
View Article不気味なウィンドウ
腰にカメラを下げて東京の街をブロンプトンでお散歩すると、色々なものが目に飛び込んできます。誰かが東京は街全体で巨大な宝石箱みたいだと言っていましたが、おもちゃ箱というよりは、おもちゃ箱のような対象にお目にかかることもよくあります。なんじゃ、あの髑髏はと思ったら、ヘッドホンのお店みたいです。 キャンディ・ストリッパーってキャンディの外包を剥く機械ですか? 宇宙人…と思ったらサングラスのお店...
View ArticleBROMPTON JUNCTION TOKYOの洗浄講習会に行ってきました。
これからブロンプトンを洗浄するシーンも多々あるわけで、行って参りました洗浄講習会。ただ、ちょっと風邪をひいてしまいまして、あまり体調が良くなく、マスクをして電車に乗って代官山へ。...
View Article格子の文化
旧東海道をブロンプトンで走っていて、「街道らしいなぁ」と思う風景に、格子戸や格子窓の家並みがあります。「格子戸を、くぐり抜け、見上げる夕焼けの空に」という有名な歌を持ち出すまでもなく、現代の壁やサッシの窓と違い、あの家並みは木の温もりがあってなおかつ風格があり、とても日本的で素晴らしいと感じます。格子にも、そのつくりから出格子、台格子、平格子などに分類され、格子そのものの種類は細目格子、木返格子、目...
View ArticleBrompton in Palace(2016/3/13)に行って参りました
先日、ブロンプトンパレスにお友だちと参加して参りました。 そこで知り合いの方には、いよいよ事業を立ち上げる旨を話して参りました。 その他にいろいろあって、いまは目の回るような忙しさ…というよりは空回りしています。 そんななか、このブログを楽しみにしてくださっている方からお声をお掛けいただきました。...
View Article一般旅行業務取扱主任者試験(現「総合旅行業務取扱管理者試験」)の思い出
おはようございます。このブログの中で、たまに「こうやって記憶して試験を乗り切ろう」みたいな話題を出していますが、私はいわゆる学校などの先生ではありません。かといって試験オタクとか、資格オタクでもありません。むしろ小学校の頃からテストは苦手でした。いまのように、「数学は暗記だ」とか「記憶にはコツがいる」なんてノウハウを教えてくれる教師はおりませんでしたしね。いつだったか、社会人になってから野口悠紀雄先...
View Article小湊鉄道月崎駅点景
今日は里見駅と並んでテレビドラマやCMのロケ地としてよく使われる月崎駅で撮った写真をご覧に入れます。たまたま自転車が故障してここから乗る羽目になり、50分近くあったものだから暇つぶしに撮影しました。(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/39763368.html)それにしても「つきざき」なんて、素敵な名前ですよね。いま、こういう駅舎も関東では少なくなりました。昔はJRも...
View Article北海道新幹線開業記念:E5系(の網棚)にブロンプトンをつれて
ついに津軽海峡を新幹線が越えるのですね。函館は港町だし、やはり船で到着したいものです。飛行機はとても高くて乗れない中学生の頃に、夜行の青函連絡船で朝方に着いた時の「生まれてはじめての北海道」という気持ちを忘れたくはありません。あのころ、北海道は今よりずっとずっと遥かなる憧れの存在でした。それこそ映画「幸福の黄色いハンカチ」の時代です。新幹線の開業によって、またひとつ記憶が遠退いた気分です。さて、E5...
View ArticleLORO世田谷さんのある西用賀通りの桜
桜の開花予想を見かける時期になりました。東京と神奈川のブロンプトン・ディーラーさんの中で、お花見に最も適した店舗といえば、LORO世田谷さんがダントツの一番だと思っております。何といっても、桜並木で有名な西用賀通りに面しているわけです。お店の中から桜が観賞できるのです。満開の桜の下をブロンプトンで走りたければ、ぜひ開花予測と天気予報とをにらめっこしながら、LORO世田谷さんに立ち寄る計画を立ててみる...
View Article今昔横浜名所図会;横浜ベイブリッジ
先日、横浜港に3代目のクイーンエリザベス号(以下QE)が寄港したのですが、接岸したのは大桟橋ではなく大黒ふ頭でした。たしか昨年は大桟橋につけていたのに、どうしたのかと思いました。(大桟橋に停泊するQE)QEの全高は56.6m。それに対してベイブリッジの桁下は橋桁部分で海面から55mです。前回は干潮時を狙ってぎりぎりの高さで通過したのだそうです。(ベイブリッジの長さは860m、中央支間長460m、幅4...
View Article動画;ブロンプトンのたたみ方
一連の流れで見ているとあれよあれよという間にたたまれてしまうブロンプトンですが、こうして動作を一つひとつ分解して映像化し、説明を加えてみると「どうやってお伝えしたものか」と悩みます。今回は映像を制作している方にご協力いただいて、自分で作った解説図の通りに動画にしてもらいました。慣れてしまえば信号待ちの間にでもたためてしまうことろが、ブロンプトンのすごい所だと思います。競争などしなくても、十分早くてス...
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