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北海道新幹線開業記念:E5系(の網棚)にブロンプトンをつれて

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ついに津軽海峡を新幹線が越えるのですね。
函館は港町だし、やはり船で到着したいものです。
飛行機はとても高くて乗れない中学生の頃に、夜行の青函連絡船で朝方に着いた時の「生まれてはじめての北海道」という気持ちを忘れたくはありません。
あのころ、北海道は今よりずっとずっと遥かなる憧れの存在でした。
それこそ映画「幸福の黄色いハンカチ」の時代です。
新幹線の開業によって、またひとつ記憶が遠退いた気分です。
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さて、E5系にブロンプトンをつれて乗ってみましょう。
(JR北海道の同系車両はH5系という呼称になります)
実際にはおととしの6月に仙台へ行ったときに実験してみました。
実験にあたってつれて行ったのは、いつものM6L-Xです。
座席の前後に置く分には関係ありませんが、もし網棚に載せようと思うのなら、荷台なしのモデルをお勧めします。
また、他の新幹線車両に乗った時の経験で申し上げましたが、いくら壁際の席を確保しても、自分が乗車する前にそのスペースに他の乗客がスーツケースや荷物を積んでしまったなら、理不尽な気分になってもブロンプトンは膝の上になりますので、帰省シーズンなど混雑時は覚悟しましょう。
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さて、東北新幹線です。
私は奥州街道なんてまだ全然手を付けていませんし、スキーは東北より信越方面にゆくために、東海道新幹線と比較して極端に利用する機会が少ないのです。
同じ東京駅始発でも東海道新幹線と違ってダイヤの密度が薄い東北新幹線ですから、「いざ乗車してブロンプトンの置き場所が無い!」などとならないよう、予め緑の窓口で「席の後ろが壁になる2列シートの窓際」の指定席特急券を買っておきました。
東京駅に列車入線時刻の30分以上前についてしまい、長いホームをあっちへ行って写真、こっちへ行って写真と、鉄ちゃんみたいに過ごした私。
「まもなく632分発はやぶさ1号新青森行きが入線します」
ああ、上野発の夜行列車もまた遠くなりにけり。
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(※写真は3列席側の2列シートです)

まず指定席車両の壁際のうち、壁が後ろの席ですが、さすが最新の新幹線車両です。
ものすごく余裕があり、他に何も置いていなければ3台は置けそうです。
次に壁を目の前にした座席です。
ピッチが広いのでこちらも横に2台は何とか置けます。
すなわちE5系の場合、始発駅乗車なら壁際の2列席を確保しておけば、2人で1台ずつブロンプトンを置いても大丈夫ということになります。
次に前の席の後ろ、すなわちシート背もたれの陰に置いてみましょう。
こちらもピッチが広いので、前の席に座っている人がリクライニングを半分程度までするぶんには、自分の足を置いてなおかつ余裕があります。
ただ、前席のお客さんがフルリクライニングした場合はちょっと余裕がないかもしれません。
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そしてお待ちかね。
網棚に乗るかどうかですよね。
網棚にのるか否かで座れる座席の範囲が大幅に変わってきます。
網棚にのるのであれば、もはや「車両の隅っこ」の座席にこだわる必要もないし、壁際のスペース確保に腐心する必要もありません。
これは以前東海道新幹線のN700系(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/38876602.html)や、東北・上越・北陸の各新幹線で利用するE2系(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/39250594.html)でも検討してきました。
今回もハンドルのある方を上に、タイヤの側を奥に、サドルの側を手前にして載せてみました。
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結論から申し上げると大丈夫です。
写真では結構出ているように見えますが、奥に向かって下方向へ若干角度がついていて、落ちてくる心配は全くありませんでした。
あと、おまけでデッキのドア付近にも置いてみました。
置けないことはないけれど、出入りの邪魔にならないかといわれれば、どうかと思います。
やはりデッキに置くのなら(盗難防止の意味も含め)自分もデッキで立っていた方が良いでしょう。
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なお、E5系にはE3系に見られたような荷物置き場はありませんでした。
また、グリーン車やかのグランラスは検証しておりません。
グランクラスなどはクロークがあってブロンプトンを預かってくれたらと思うのですが、残念なことに荷物預かりサービスはありません。
(スイスなんか預けた荷物をホテルの部屋まで届けてくれるサービスがあるのに)
いずれにしても、春から秋にかけて東北から北海道へお出かけなさる際の参考としてください。
なお、社内ではカバーをかけて他のお客さんや運行会社の迷惑にならないよう、また鉄道車両を傷つけたりすることのないよう、気配りをお願いいたします。
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(仙台駅ホームにて E5系は鼻が長いために先頭車両と最後尾車両は客席部分の車両長がやたら短くて、座席の列もかなり少ないのです。ホームの端で乗り降りするという不便はありますが、こじんまりした客席をご所望ならお勧めです)

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