ブログ満7年
2019年8月3日で本ブログも満7年を迎えました。7年というと、私が1冊の本の翻訳にかけた歳月(2003年~2010年)と同じです。その本の翻訳に目途がついたころ、ブロンプトンと出会いました。最初にブロンプトンを購入したのは6月だったのですが、私は夏が終わるまで、DANさんとの旧東海道以外の目的には、一切使わなかったのです。当時は今より相当に太っていて、自転車に乗るとサドルはお尻に食い込むし、緩い坂...
View Articleダークツーリズム考
世の中には、人の悲惨さや死を見つめるような場所へ旅する人がいます。こういう旅の傾向を、ダークツーリズムというのだそうです。 まだそんな言葉が存在しない高校生の頃、「夜と霧」(Viktor Emil Frankl著 霜山徳爾訳...
View Article岩下壮一著『信仰の遺産』を読む(2/2)
権威のありようについては、キリストご本人が福音書のなかで同じような発言しています。「自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。」(マタイ18:4)「あなた方の中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。」(ルカ22:26)後の言葉は、最後の晩餐の場面で弟子たちの間で誰が一番偉いかについて争っているときに、キリストの口から出た言...
View Article旧東海道点描 吉田宿~御油宿
今本編で登場している関の小万の墓があるという賢養院(豊橋市関屋町184番地)。旧東海道の西惣門から50mほど東にあります。2説あるうち、小万が浜松で仇を討ち、吉田宿にある小間物屋の女将に納まったという話の方ですね。これは推測なのですが、複数の似た話が合わさって、現在の言い伝えになっているのではないでしょうか。...
View Article書店内の赤ちゃん
ある日曜日のこと、ショッピングモール内の書店で、在庫確認端末をいじっておりました。欲しい本が在庫として問屋さんにあれば、取り寄せてもらえるのです。それにしても、この端末、操作が面倒なうえに、漢字変換がものすごく鈍いのです。使っている人は分かると思うのですが、大概第一変換はのけ反るような漢字を出してきます。と、書店奥からギャーという赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。まだお昼になったばかりで、店内はわり...
View Article御殿場線沿線完走にブロンプトンをつれて(その3)
栢山入口交差点にあるデニーズ大井松田店を出て、再び元のコースに戻ります。この道は、国道255号線の東側を並行している道です。途中、御殿場線の踏切を渡るのですが、国道の方は当然に陸橋となっています。また、その先で県道72号(おそらくは元の国道)を横断しますが、ここにもちゃんと横断歩道がついています。おそらく自分が走っているのは、3代前の道なのでしょう。そして、こちらの道で出会うのは、道祖神やお地蔵さん...
View Articleブログの引っ越し―7年間ありがとうございました
Yahooブログの閉鎖に伴い、本ブログもAmebaブログにお引っ越し致します。この記事がちょうど1,400記事目になりますので、きりが良いところで1,401記事から新たなブログにスイッチ出来たらと思っています。およそ379,000もアクセスして頂いて、拙い文章を読んでいただいている方に感謝です。もともと、文章を書くのが好きで、子どもの頃もの書きになるのを憧れた夢を、ブロンプトンという旅の道具を手に入...
View Article大通り(幹線道路)と路地(小径)
「小径車は小径がよく似合う」というダジャレを以前このブログにて書きましたが、あながち嘘ではありません。そもそも、幅の広い通りというのは、スピードの出る乗り物、すなわち相対的にタイヤ径の大きな乗り物のために造られていると思うのです。その点、道幅の狭い小路や路地裏は、交通法規のうえでも、実際にも主役が歩行者で、自転車など、スピードが出ない乗り物が次点になると思います。ただ、自転車でも大径のタイヤを持ち、...
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