多摩の三展望台にブロンプトンをつれて(その2)
お昼を簡単に食べた後、小田急線新百合ヶ丘駅から多摩線に乗車します。 時刻は午前11時36分。 柿生まで走って片平川沿いをさかのぼり、栗木台の峠を越えて走っても構わないのですが、かなり宅地化が進んでいてあまり面白くないので電車を利用します。 冬の日はつるべ落としといいますが、晩秋ともなると午後2時を過ぎた里山は、もう夕方の風情を漂わせはじめ、午後3時を過ぎたころからどんどん暗くなります。...
View Article多摩の三展望台にブロンプトンをつれて(その3)
(よこやまの道を西へ向かいます) 多摩・よこやまの道にある展望広場から、この散策路を西へ向かいます。「赤駒を山野(やまぬ)に放(はが)し捕りかにて多摩の横山徒歩(かし)ゆか遣(や)らむ」 この歌のように多摩市と川崎市ならびに町田市の境をなす尾根は、多摩の横山といわれていました。 またこの辺りから八王子にかけて、横山党という武士団もおりました。 (道の右が整備された公園、左は手つかずの自然です)...
View Article多摩の三展望台にブロンプトンをつれて(その4)
小田急多摩線の終着、唐木田駅から都道158号線、南多摩尾根幹線道路(通称「尾根幹」)を西へ向かいます。 時刻は13時をまわったくらい。 この先はずっと尾根の上を走るつもりで、住宅も店も無いのは承知しているので、駅前のコンビニで水とキャラメルを購入して、唐木田公園にて水分と栄養分を補給します。...
View Article2017年も、残すところあと2日ですね。
これが本年最後の投稿になります。 振り返ってみると、2017年は、ずいぶんと独りで考えさせられる年でした。 色々と事情があり、退かねばならないことがありました。 でも、退いたのではなくて道を変えただけかもしれません。旅においては、正しい道を選択したところで、思っていたのと景色が違う道が殆どです。...
View Article多摩の三展望台にブロンプトンをつれて(その5)
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくおねがいします。 去年からの続きで、尾根幹線道路の小山長池トンネル上にある尾根緑道を北西に走ります。 時刻は14時ちょっと前ですが、12月の午後の陽はかなり傾いている様子です。 道から少しだけ外れた場所に、紅葉の広場があったので、少しだけ押し歩いて入り、写真を撮りました。...
View ArticleTY20反町駅
「反町」と書いて「たんまち」と読みます。「ソリマチ」ではありません。名前の由来は反物を扱う店が多かったからとか、田畑を故意に休耕させる「はずす」からなど諸説あります。次が横浜駅で現在の東横線の終端ですから、あとひとつの駅です。まだ地下化する以前は、東白楽方向のガード下には飲み屋さんが並び、駅のホームは高島台と呼ばれる山の北斜面にあって、駅のすぐ南側(横浜方向)にはトンネルがありました。形状だけでみる...
View Article逃げるは恥だが・・・ロケ地
私はテレビを見て「ここどこだろう?」と疑問に思うと、夜を徹して調べてしまったりするので、最近はできるだけ見ないようにしています。 「逃げ恥」も勝沼の大善寺や八代ふるさと公園が出てきたころは、おおっ?という感じで食いついたのですが、それ以降は横浜や東京が中心で、わりと簡単に見当がつくせいか、「場所あて」の方は低調でした。 後半になって館山が出てくると、少しは面白くなりましたが。...
View Article旧東海道へブロンプトンをつれて 41.宮宿から42.桑名宿へ(その6;佐屋街道 佐屋→尾張大橋)
(歩いていれば目に留まるくひな塚への道標)佐屋街道の須依交差点(35.151999, 136.716570)を右折し、佐屋宿に入る手前、交差点から160m先の路地入口に、左くいな塚の小さな道標があります。クイナは漢字で「水鶏」と書くのですが、ここ佐屋では芭蕉の句が残っています。 水鶏啼くと 人のいへばや 佐屋泊り...
View Article目黒の食堂「友」にブロンプトンをつれて
その日は午後からの仕事だったため、目黒不動近くをブロンプトンで走っていました。お昼の混雑が過ぎたころを見計らって行ったのか、食堂の友さんです。https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13083111/場所は目黒駅から坂を下って目黒川の橋を渡る手前を右に入ったあたり。駅からはかなり離れています。レビューによると地域ではいちばん安いとのことで、なるほどメンチカツ定...
View Article大笹街道にブロンプトンをつれて(その1)
本ブログを読んでくださっている方々の中には、わたしがいかに楽をして自転車に乗るかに血道をあげているように思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分の中にはどこかにスポ根大好きな部分があって、ときには無謀ともいえるチャレンジを敢行してしまうことがあるのです。今回は、そんなお話です。 (通常、峠へは当然のようにバス利用します-渋峠にて)...
View Articleオヤジをブロンプトンでスキーに連れてって(実験編)
このところ寒いですね。 若いころはスキーを趣味にしていたので、寒さなんかものともしなかったのですが、こここ2、3年は自分の血行の悪さに苦しんでおります。 この前のブログを書くために「私をスキーに連れてって」を改めて観ていたら、「板はROSSIGNOL(なお靴はサロモン)でウェアはPHENIX、渋いは渋いな」という台詞がありました。...
View Articleリアフレーム(チタン)の破断(その1)
(手に入れたばかりの頃-多摩川の六郷橋にて) ある日のこと、ブロンプトンのチタンモデル(赤M6L-X)で東横線沿線の散策を終えて、家に帰るべく線路沿いを走っていたところ、空からポツリと雨滴が落ちてきました。 こういう場合は電車で帰るに限ると駅まで来てブロンプトンを折り畳み、カバーを掛けようとしたところ、なんとなく座りがわるかったのです。 続いて転がしたところ、まっすぐ進みません。 あれ?...
View Article那須湯本温泉「陣屋」にブロンプトンをつれて
ブロンプトンをつれて電車で旅行し、那須高原の宿に宿泊したときのことです。駅から宿までは宿の車に送迎してもらったのですが、食事なしで宿泊したため外食しなければなりません。しかしながら、車で来ているわけではないから足が無いのです。そこで暗くなった道を停留所までブロンプトンで走り、夕食を求めてバスで那須湯本温泉にゆきました。温泉街なら食堂や飲み屋さんがあってご飯が食べられるだろうと思ったからです。ところが...
View ArticleTY20反町駅からTY21横浜駅へ
東急東横線の旅も残すところあと一駅となりました。このシリーズ、50回も続けてきたのだと気が付いて、ちょっとした感慨にひたっています。さて、今日は反町駅から横浜駅へ向かうわけですが、いちばん楽で安全な方法をご紹介しようと思いました。まだ東横線の横浜駅が地上にあったころ、この区間には高島山トンネルという隧道がありました。東横線は代官山と反町という両端で丘陵をトンネルで越えていたのです。東横線の開通時は、...
View Article雪道の基本
昨日は東京では久々の大雪(といっても雪国なら「大」はつかないレベル)になりましたね。もっとも、先週からニュースなどで予告されていたものの、また大袈裟に騒ぎ立てるメディアの降る降る詐欺かと思っていました。あの人たちは、結果的に降ろうが降るまいが大声出して耳目を集めるのが目的ですから。「四年前の大雪のような…」っていつのことかと思ったら、しっかりとブログに書いていました。(https://blogs.y...
View Article湿雪と乾雪
雪が降ったので雪の話題をもうひとつ。様々な場所で雪を経験している人ならご存知のことと思いますが、雪には湿った雪と乾いた雪というのがございます。雪の正体は氷の結晶なのだから、溶ければ水となり湿性とか乾性とかあるのと私も最初は思ったのですが、実際に歩いたり滑ったりすると、全く違うのがよくわかります。(ひえぇ、雪道だ)...
View Articleブロンプトンをホンダ・リード100に載せて
先日のフレーム破断のお話の続きです。修理に出すにもお店まで乗っていくのは少し心もとなく感じます。(フレームが端とはいえ破断しているわけですから)また、お店に預けてしまったら帰りは歩きになります。かといって、車に積んでいったら近くのコインパーキングを探さねばなりません。店の前に路駐すると、お店の評判を落としてしまいかねませんから。時間貸し駐車場は大概は空いているのですが、何かの行事と重なったりすると、...
View Articleカトリック片瀬教会にブロンプトンをつれて
その日の朝は、ブロンプトンをつれて朝5時に最寄り駅を発ちました。 横浜駅で東海道線に乗り換え、藤沢駅で下車して30分で朝食を済ませます。 本当は食べてはいけないのですが、その後では時間がないので、ここで急いで食べました。 小田急線に乗って片瀬江ノ島駅へ着いたのは6時43分です。 駅から2分ほどブロンプトンで走れば、カトリック片瀬教会に到着です。...
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