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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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ブロンプトンをホンダ・リード100に載せて

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先日のフレーム破断のお話の続きです。
修理に出すにもお店まで乗っていくのは少し心もとなく感じます。
(フレームが端とはいえ破断しているわけですから)
また、お店に預けてしまったら帰りは歩きになります。
かといって、車に積んでいったら近くのコインパーキングを探さねばなりません。
店の前に路駐すると、お店の評判を落としてしまいかねませんから。
時間貸し駐車場は大概は空いているのですが、何かの行事と重なったりすると、遠くの条件が悪い駐車場しか見つからない場合もあります。
それに車で行って駐車場探しに住宅街をウロウロするのは、危険かつ迷惑です。
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(こんな風にサドルを曲げるとハンドルとは干渉しません)
 
ということで、家にある原付バイクに載せて持ってゆくことにしました。
これまで鉄道、船、バス等このブログのなかでブロンプトンを様々な乗り物に載せてきましたが、バイクはちょっとの場合しか考えられませんでした。
なぜなら、オートバイと自転車は必然的にどちらかしか乗れない以上、積載するということは今回のように純粋に荷物として積むほかは、連続した用途でしか考えられません。
たとえば、現地までは時間がないとかもの凄い坂道を登ってゆかねばならないため、そこまでオートバイを使い、その先で駐輪してから積んでいるブロンプトンに乗り換えてさらに進むような場合です。
いくつか候補はあるのですが、それはまたの機会に。
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(ハンドルに対して全幅は余裕です)
 
ここで、オートバイの長所についてあげてみましょう。
・エンジンという動力があるから漕ぐ必要はない
・車のように渋滞には巻き込まれない(すり抜けが可能)
・だから時間に割と正確
・駐輪しても、自動車ほどスペースを取らない
・取り回しは軽快で機敏なので季節の良い時期に運転すると、気持ちよい(ことがある)
・バイクによって差異はあるものの、四輪車よりは踏破性が高い
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(心なしか、リードに「俺に何をさせるんだよ!」と言われている気がします)
 
短所はその裏返しでもあるわけですが、あえて挙げてみますと…
・燃料、税金、メンテナンスなどお金がかかる
・事故に遭うと怪我など自分の身体に影響が出る可能性が高い
・受け身なので、その寒さは自転車の比ではない
・最近は違法駐輪で反則キップを切られる可能性が高く、街中では駐輪場も簡単にはみつからない
・急加速するのでスピード違反で検挙される確率が四輪車よりはるかに高い
・下手に山の中(非舗装路)に入ると、戻ってくるのが大変
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(こんな風に足で押さえます)

そんなオートバイの原付スクーターにあって、ホンダ・リード100(旧型)+ブロンプトン最強伝説?というのがあるのだそうな。
数あるバイクの中で、畳んだブロンプトンを積載でき、かつオートバイの機動性を十二分に発揮できるのはホンダ・リードだけというものです。
なるほど、ブロンプトンを積んでとなると、操縦性を損なわないままに車の間をすり抜けられ、かつ自転車屋さんの軒先にも入ってしまう小さな車体のスクーターは、ホンダ・リードしかないのかもしれません。
排気量も100㏄あれば二種原付(ピンクのナンバー)なので、制限速度は60㎞までになり、大きな交差点を二段階右折しなければならない義務もありません。
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(これってクールなのかしらん?)
 
実際に運転してみたところ、サドルの向きをほんの少し変えるだけで、普通に運転ができます。
フラットな床部に畳んだブロンプトンを置き、かつ両足でがっちりと前に押付けて車体と挟んでいるため、走行途中に落とす心配はありません。
また、積載物の大きさ制限については、前後(全長)と高さ(全高)は心配ないとして、リードの全幅が680㎜に対し、畳んだブロンプトンの長さは590㎜ですからしっかりと収まっています。
(全幅+左右それぞれ150㎜のはみ出しまでは積載が可能です)
これならまたがり系のオートバイのタンデムシートからキャリアにかけて、横にしたブロンプトンを紐で縛って走るよりも現実的かもしれません。
ブロンプトンのトランスポーターを考えている皆様。
車だけではなく、スクーターを考えてみるのも一興ですよ。
ただ、オートバイを降りた直後に自転車に乗る気になるかどうかは、人によると思いますが(笑)

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