晴れるとまだ残暑が残る週末でしたが、77台ものブロンプトンが集合したそうです。
皇居前ということもあって、いつものように観光客がブロンプトンの集合体を写真に納めてゆきます。
そのうち、昔のPL学園みたいに絵文字を作れるようになるのではないでしょうか。
お昼はいつものイタリアン・レストランが改装中とのことで、私は早めにお昼を食べてしまったこともあり、東京駅までお弁当を買いに行く方々にお供させていただきました。
皆さんがお弁当を購入している間、自転車をみていました。
お隣にはとバスの乗り場があって、そこへ行く人たちが珍しそうに畳んだブロンプトンを見てゆきます。
ふふふ、屋根のないバスもいいけれど、自転車も気持ちいいですよ。
それにしても、ブロンプトンが集合すると、本当に人目を惹きます。
改札の中に入った方によると、東京駅の中は、連休ということもあり、芋洗い状態だったそうです。
なお、お気遣いいただき、シュウマイまでいただいてしまいました。
ありがとうございました。
午後は、主催者のかぶきあげさんにお願いして、ブロンプトン・ジャンクション東京(代官山)まで、私を入れて8人のグループで、東京裏通り観光を実験させていただきました。
本当は青山や六本木など、賑やかな裏通りも走りたかったのですが、その時間帯ではとても自転車に乗れる状況ではないと思い、あえて外しました。
途中六本木の路地裏で偶然にもお神輿に合いました。
けっこう激しかったので、びっくり。
たぶん、記憶できるようなルートではありませんでしたから、コースをルートラボにあげておきました。
(http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=660a68081e3de3e1efe0fda79be4772a)
脇のメモにあるようなポイントを途中通過したのですが、走りながらだったので、皆さんにご紹介することはできませんでした。
もし興味がある場所がありましたら、ルートを参考に訪問してみてください。
その場で忘れてしまって、後ろを走るまきすけさんにもご紹介し損ねたポイントを、二つあげておきますね。
○龍土軒(http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13069072/)35.661252, 139.723706
場所は移りましたが、かの二二六事件の謀議が行われた西洋料理店です。
明治中期に、国木田独歩、島崎藤村、柳田國男などの文人のたまり場でもあったそうです。
○温故学会 塙保己一資料館(http://www.onkogakkai.com/)35.654353, 139.711390
かのヘレン・ケラーもお手本にしたという、江戸時代の全盲の国学者、塙保己一(はなわ ほきいち)の版木を保管している資料館。
私は旧東海道宇津野谷越えの際に彼の名前を知りました。
当時盲人が生計を立てるためになる、按摩、鍼灸師、琴や三味線奏者などの稽古が身につかず、一度は自殺を決意するまで追い詰められた彼が、学問と旅を通して成長し、盲人のトップで将軍にお目見えするほどの和学者になった話は、多くの障がいをもつ人たちの希望になっているといいます。
迂闊にも、國學院大學のお隣にあるのを忘れていました。
混雑を避けて、あえて寂しげな裏通りを選択したのですが、それはそれで楽しんでいただけたようで、安堵いたしました。
皆さんがブロンプトンオーナーだったから、あのようにスムーズに走れたのかもしれませんね。
また、励ましのお言葉をいただき、事業化に向けて勇気をいただきました。
まきすけさんをはじめ、お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。