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旧東海道点描(浜松宿~舞阪宿 その2)

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かつて浜松にあった健康ランド、バーデンバーデン。

ご存じドイツの有名な保養地名です。

もともと「バーデン イン バーデン」つまり風呂(温泉)に入るが短縮されて、「入浴風呂」みたいな地名になったと聞いています。

日本で同じ言葉を二つ重ねる地名は聞いたことありませんが、漢字でなら志布志とか、間々田とかがあります。

 
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公園に展示された機関車を最近見なくなったのは、アスベストが原因だと聞いたことがあります。

火室(ボイラー)や気筒(シリンダー)部分に断熱材として使われていて、金属で覆われて入るものの、長期間野ざらしにすると腐食部分から飛散するというものでした。

しかし、ちゃんと点検して補修しておけば問題ないのですがね。


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このパチンコ屋さんのサインボード、東海道本線からは見えます。

なんだかお客さんをパチンコ玉に見立てて、店に吸い込まれてゆくような描写で面白いですよね。

「楽園」というお名前で、連想してしまう事項もあるのですが、大音量の音と光でアドレナリン全開ということにしておきましょう。

バブルの頃の混雑したスキー場も、お客さんがパチンコ玉みたいでしたけれどね。


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可美村の一里塚跡。

昔はこのように説明板がついていたのですが、浜松名物の強風で飛んでしまったのか、今は石柱に屋根がついているというか、石柱兼バス停みたいになってしまっています。


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イメージ 8 電線に干渉してしまうからと、上部を伐採された松。

おかげでちょっとバオバブの木に似てしまいました。

ちなみに、手前の美容室のお名前「モナミ」は、フランス語の“mon ami”英語でいうところの”my friend”です。


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磐田宿でも同じ予備校を見かけましたが。あちらは純和風でした。
建物の外観に凝っているのかもしれません。
 
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それにしても西風が強いのか、旧東海道に残っている松はみな同じ方向に傾いています。


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イメージ 12某量販店のサインボードの下に、史跡石碑(領地境界の標柱)があります。

境界だけに動かすわけにはゆきませんから、こうして保存されているのだと思われます。


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2007年当時はあった飴屋さん。

売っているというよりは、作っているという雰囲気でした。

飴というと、飴玉のほかに、お祭りでみかけるせんべい飴(飴を薄手のでんべいではさんだものが割りばしの先についている)を連想します。

あれ、聖餐用のパンでつくれないかしらんと、食欲丸出しで日曜日に考えてしまいます。


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「子は鏡 写そう 親の良い習慣」

字が間違えていますよ。

「映」でしょう。

良い習慣ってどんな習慣でしょうか。

ここは道路だから、譲り合いとか挨拶のことかな。

日本の標語って、具体性に欠けるものが数多くあります。

いや、このような大人の耳に痛い標語は、あえてぼかして字もかすれさせているのかもしれませんが。


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続いての標語

「家庭の和 一度くずせば 非行の芽」

そういう面もあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限らないと思います。

標語というか、一種の脅迫とも読めるのですが。


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左は原の宿場で出てきた白隠禅師です。

右は唐の禅僧臨在義玄です。

有名な、黄檗三打のお話にでてくる方ですね。

師匠のもとへ質問しにいったら、無言のまま棒で叩かれるって理不尽なお話です。

その後師匠の横面をひっぱたいてやるのですが。


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この松はかなり寝そべってしまっているようです。

しかし、その先で幹が折り返すように逆方向へ伸び、それでバランスを取っているようにもみえます。


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イメージ 19 もともとあった古い和式の家屋に、洋館を増築したこの家は、遠目に見ても医院だとわかりました。

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