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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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リアフレーム(チタン)の破断(その2-顛末)

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今年の年明け早々に、破断してしまったチタン((赤M6L-X))のリアフレームのその後です。
いわゆるリアのチタン製三角フレームのうち、イージー―ホイールを支える部分が破断してしまいましたので、フレームごとの交換しかありません。
ということで、時間とお値段はいかほどかとお店に訊くと、注文してから半年以上、価格が15万円くらいとのことでした。
チタンモデルは現在新車で購入したら30万円以上ときいていますから、妥当なのでしょう。
パーツ取り用の自転車なんかあったらよいのですが、室内保管でしかもチタンモデルなんて、そんな都合のよい車体はありません。
今ブロンプトンは中古では滅多にみませんからね。
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しかし、昔ヤフオクで現在のほぼ半額にてM3L-Xを入手したんですなんて、大きな声じゃいえません。
それに、乗り倒しているので、私の自転車こそ年季が入っています。
不思議なものですが、長く乗れば乗るほどに愛着がわきます。
だから、新車を買おうという気にはあまりなれないのです。
実際には1月の末に注文をして、4月終わりくらいには修理が完了していました。
つまり、フレームの交換にかかった期間はおよそ3カ月でした。
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原因はというとやはり、破断した部分に衝撃が加わり続けるようなことを続けたのがいけなかったとみたいです。
地面とじかに接触するイージーホイール部分には、衝撃を吸収する力や機構は殆どありません。
わたしのブロンプトンの場合、そのホイールを純正ではなく大型のものに交換していたため、下記の動作をするごとにより大きな衝撃がリアのチタンフレームに負担がかかったみたいです。
そこで対策としては、まずイージーホイールを純正に戻そうと思います。
そして、日常使いのときになるべくリアフレームに衝撃を与えないよう注意します。
具体的にいうと、当該箇所が衝撃を受ける場面というのは、1.たたむときと、2.たたんで曳き歩くときです。
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1.たたむとき
チタンモデルは軽いため、リアをたたもうとすると、つい必要以上に高く持ち上げてしまいます。
そこで手を離すと、落下した衝撃がそのままリアフレームに伝わってしまいます。
そこで、後輪をたたむ際には最後までサドルを持ち上げた手を放さず、ゆっくりとおろすか、片足を前へ出して、たたまれた後輪を足の甲で受けとめるかして、そのままイージーホイールからドスンと落とさないように気をつけます。
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.曳いて歩くとき
できるだけ持ち上げて移動することです。
そのための軽量化チタンモデルなわけですし。
曳いて歩く際も、凹凸のある道は避け、曳く距離も可能な限り短くするよう工夫します。
具体的には以下のようなアイデアがあると思います。
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〇写真を撮るために、神社や仏閣の境内までブロンプトンをたたんだ状態で曳いて入れないようにする。
神社やお寺の参道は石畳や凹凸の多い石が敷いてあることが多いので、駐輪場のある寺社でしたらそこにブロンプトンは停めて、ゆっくり参拝します。
百貨店や大型スーパーなども、できるだけ駐輪場を利用するようにします。
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〇駅や空港では曳き歩きの距離をできるだけ短くするため、改札口や搭乗口が一番近い出入り口をあらかじめ調べて置き、そこまでは自走ないし押し歩きするようにします。
そのために、改札口から出口までが遠い、都市部のターミナル駅は、利用を避けて、できるだけ駅のホームとブロンプトンを展開する場所が近い、小ぶりな駅を利用するようにします。
例えば渋谷駅の代わりに恵比寿駅、新宿駅の代わりに新大久保駅、上野駅の代わりに御徒町駅というように。
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〇駅のエスカレーター、電車やバスの乗り降り、持ち上げて歩く際も、いちどブロンプトンを地面におろす場合は、そっとやるように心がける。
また、畳んだ状態であれば、僅かな段差であっても無精をせずに持ち上げて移動する。
とにかく、高い授業料を支払ったわけですから、チタンモデルは軽くて畳んだときにイージーホイールで曳きやすいので、そこで楽をしようとせずに、なるべく持ちあげて移動するように心がけたいと思います。

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