冬の間重宝している、ブルックスのバービカンショルダーバッグの肩紐が、かなりボロボロになってしまったため、交換しました。![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
![イメージ 4]()
![イメージ 5]()
![イメージ 6]()
![イメージ 7]()
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
どうしてこうなってしまったのか、考えてみるのですが思い当たるふしがありません。
自転車に乗って擦れたからとしか言いようがないのです。
その昔、地方の中学生は布製のショルダーバッグを、半たすき掛けみたいにして肩
にかけていましたが、こういう布製の肩掛け紐の部分に、油性マジックインキで何か字を書いている人がいました。
彼等の肩紐もこんな風にへりがほつれていたような気がします。
もう五年以上使用しているので、当然なのかもしれません。
肩紐(ストラップ)だけで一万円近くしました。
でも、このような三点保持式のストラップは、他のショルダーバッグにはほとんど見当たりません。
また、布部分だけでなく、肩にあたる皮パッドや、調節用の金属片など、しっかりと作りこんでいるので、それくらいはするかもしれないと思いました。
だいたい、バッグ本体価格が4万円以上します。
きちんと身体に巻き付いて、ゆるくならないし、肩あてとしてついている革製の肩当部分は、馴染んでくると重さを感じなくなります。
何度もはめては外す留め金部分も、最初こそ固いものの、はずれる心配も、ゆるくなって使えなくなったことはほぼありません。
また、金属部分は大抵スペアのパーツが付属しています。
今回5年以上使い倒して、初めて気がついたことがあります。
バッグ正面の左端に、縦にチャックがついています。
この小さなポケット、何が入っているのだろうと手を入れてみたら、小さな袋に、留め金のスペア(予備)が2対、ちゃんとついています。
知らないで、金属部分だけ注文して交換したことがあったような覚えが・・・。
この留め金部分がねじ式になっており、これを外すことによって、ストラップがバッグから外れる仕組みになっています。
ストラップを交換し、ねじ部分を締める際には、「ネジロック」と呼ばれるゆるみ止め剤を塗ってもらいました。
金属部分がゆるんで外れ、紛失することはこれまで殆どありませんでした。
しかし、それを受ける側の皮に開けられた穴の方が、広がってしまう方が先でした。
もっとも、かなり使い込まないとそこまでにはなりません。
ヨーロッパの手回り品って、このようにパーツを好感しながら長い間使えるようになっているので好感が持てます。
長く使えば使うほど、愛着がわいて新品を買う気が湧きません。
だから価格は高くても、本体部分に穴が開いて使い物にならなくなるまで、使用し続けようという気になるのだと思います。
ところで、BARBICANとは何のことでしょう。
ロンドンのシティにあって、第二次世界大戦で爆撃され廃墟となったあとに再開発された区域の名前がBARBICANです。
辞書をひくと、そのほかにお城や砦などの外防塁とか、城門上の物見やぐらという意味もあるようです。
パテントが取得されたのが1910年ということですから、後者かもしないと思って、ネーミングの秘密を英文に探したのですが、結局わかりませんでした。
ブロンプトンの命名の件もありますし、ロンドンにいってブルックスの担当者に訊かないとわからないのかもしれません。
ロンドンに行ったなら、またやることが増えたような気が(笑)