その食堂が新丸子駅の西口にあるのは知っていました。
でもなかなかブロンプトンが向きませんでした。
私の世代だと、「三ちゃん」とは、「三ちゃん農業」の「三ちゃん」です。
決して「にちゃんねる」の次の「さんちゃんねる」ってそれではEテレじゃん。
もとい、「三ちゃん」とはかーちゃん、じーちゃん、ばーちゃんの総称だったのです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

ところが、このブログとよくかぶるはまレポにお店を立ち上げた人の愛称からって紹介されているではありませんか。
そんなことだろうと予測はしていましたが。
で、帰りがけに立ち寄ってみました「三ちゃん」食堂。
ガラガラと開けた途端、食堂というよりは大衆居酒屋。
でも表の暖簾は中華料理ってあるのですが。
(この辺の詳細ははまレポを読んでください)
椅子はもちろん丸椅子です。
この店のすごいところは、これだけ大勢の人が雑然と座っていて、飲んだり食べたりしているのに伝票がないことです。
いや、あるのかもしれませんが、お客さんのところには持ってきません。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.

立ち寄ったのが独りの夕方だったからか、風の「三丁目の夕焼け」が心の中でかかってしまいました(笑)
「三丁目の夕焼けは、忘れていません」ってこここは「三ちゃん」だってば。
心だけが黄昏れて学生時代に戻ってしまい、カツカレーを注文しました。
料理がくるまで読んでいたのは川崎一洋著「弘法大師空海と出会う」(岩波新書)
なんだかこのお店の中が曼荼羅に思えてきました。
そしてカレーお待ちどうさま・・・ってなんかお皿からしてアレだし。
東横線で昭和を懐かしむなら、新丸子はよいかもしれません。
ブロンプトンは、混雑していなければ畳んで足元で大丈夫だと思います。
そんなの気にならないくらいに、店内は「カオス」でした。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Clik here to view.
