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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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出先でベルト(腰の)が切れてしまいました

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わけあって代官山から小田急線の最寄り駅へ向かうことになりました。
旧山手通りから尾根筋をたどって東大駒場校舎の裏手を抜け、東北沢駅に出るのが最も近くて楽な移動になると知ってい入るものの、東北沢は各駅しか停車しないので、手前で坂を下って代々木上原に出るか、東北沢駅からそのまま坂をおりて下北沢に出るのが良いと考え、食事場所の多そうな下北沢へ出ました。
時間もないのでカレーを食べようとお店に入り、ズボンを直したらベルトがブチっと切れてしまいました。
イメージ 1
(カツカレーなんて食べているから)

太りすぎなのでしょうか。
いいや今日だって自宅からここまでブロンプトンで走ってきているし、ベルトはもう20年以上も使っているしと、自分の現状を否認するのでした。
しかし、このまま電車に乗るわけにはまいりません。
とはいえ小田急なんて自宅沿線でもなし、下北沢は大学時代にコンパで一度来たきりで、全く不案内な場所です。
それに洋服屋さんなんてこの数年ユニクロ以外ほとんど行っていません。
これだけ自転車に乗ればすぐ汚れてしまうし、オシャレには興味がないものですから。
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(こういう店、自分からは入りません)

そこでスマホで「下北沢_紳士服」と検索すると、駅の反対側に洋品店があることがわかりました。
早速人ごみのなかを向かいます。
下北沢って道が狭くて火事になったらどうやって消防車が入るのだろうと心配になるほどです。
時々車が入ってくるのを見かけるのですが、歩行者に塞がれて身動きがとれなくなっています。
その点自転車なら押し歩きもできるから、全く問題ありません。
イメージ 3
(ラッキー!タイムセールをやっています)

洋品店の前に着きましたが、もちろん駐輪場などありません。
さっと自転車をたたんで店内へ。
「便利そうですね、それ」と店員さんに声を掛けられ、いつものように「ええ、とても重宝しています」と答えるわたし。
ベルト売り場を教えてもらって、中国製、ベトナム製などいくつかあるなかから「南信州製作所 日本製」とある商品を手に取りました。
「長野県南部。日本のほぼ真ん中の、中央アルプスと南アルプスに囲まれた自然豊かな地域「南信州」にある工房で、熟練の職人が味わいのある革製品を創りだしています。」
イメージ 4


ネット上で調べると同名の制作工房はないことから、本当に日本製なのか疑う声もみかけました。
中央アルプスと南アルプスの間ということは伊那谷です。
飯田市近辺にはいくつか小さな皮工房があるので、おそらく東京の問屋さんがそれらを下請けとして発注しているのだと思います。
数多く出る品物でもありませんし、この値段(3,900円)では、皮の材質など望むべくもないことは分かっていますが、自分にとっては馴染んで丈夫で長持ちしてくれれば良いのです。
反グローバリズムというわけではありませんが、どうせなら日本製を買った方がよいと思い、それを選んでそのまま締めてブロンプトンで駅の改札へ向かい、小田急線に乗りました。
イメージ 5
(下北沢ってどこが小田急のホームに近い入口なのか、全然わかりません)


お昼を食べてた店から出て改札をくぐるまで、この間僅か12分。
ブロンプトンがなければこんな早業はできなかったと思います。
ブロンプトンとスマホ、ハプニングがあったときでも本当に便利です。
なお、この日よりとくに夕方の食事を控えめにするようになりました。

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