といっても、まだ「エンデューロー」という言葉もなかった時代に、このオフロードバイクに跨って、独りで山奥へ分け入っていました。
当時はまだ今ほど林道の通行規制も厳しくなく、丹沢山頂直下の箒杉沢とか、滝沢林道使って富士山の五合目とか、南アルプスの広河原など、今ではオートバイでは絶対に入れない場所へも行きました。
また、広島や高知まで下道を走って行ったこともありました。
途中に無人駅や公園のベンチで野宿したり、若かったからできたのでしょうね。
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当時この種のバイクで人気ナンバー1はホンダのXL250R
実際貸してもらって乗りましたが、その気のない自分でもグイグイ林道を攻めたくなるほど、スパルタンなバイクでした。
それに比べてこちらのKL250Rは、トコトコトコトコと、どこまでもおっとり走るバイクで、旅好きな私にはこちらの方が性に合っていました。
テレビドラマ等では、ジャンプしたりウィリーしたりと過剰演出のため、暴走族がオフロードバイクに乗っていたりするものだから、年配者から「それに乗ってグレるのか?」と言われました。
しかし、四輪車もそうですけれど実際にオフロード系の人って、アウトドア志向で群れるのがあまり好きではない、真逆の人が多いと思います。
山の中で何度もパンクしたり、整備不良で後輪が外れたりと、かなり無茶苦茶やりましたが、幸い崖から落っこちたり、四輪車に貼りつくことはありませんでした。
あの頃、このバイクから諦めずに前進することと、時には退く勇気をもつことを教えてもらった気がします。
いまブロンプトンを漕いでいるとき、ふとこのバイクに乗っていたときのことを思い出します。
当時はまだ今ほど林道の通行規制も厳しくなく、丹沢山頂直下の箒杉沢とか、滝沢林道使って富士山の五合目とか、南アルプスの広河原など、今ではオートバイでは絶対に入れない場所へも行きました。
また、広島や高知まで下道を走って行ったこともありました。
途中に無人駅や公園のベンチで野宿したり、若かったからできたのでしょうね。
当時この種のバイクで人気ナンバー1はホンダのXL250R
実際貸してもらって乗りましたが、その気のない自分でもグイグイ林道を攻めたくなるほど、スパルタンなバイクでした。
それに比べてこちらのKL250Rは、トコトコトコトコと、どこまでもおっとり走るバイクで、旅好きな私にはこちらの方が性に合っていました。
テレビドラマ等では、ジャンプしたりウィリーしたりと過剰演出のため、暴走族がオフロードバイクに乗っていたりするものだから、年配者から「それに乗ってグレるのか?」と言われました。
しかし、四輪車もそうですけれど実際にオフロード系の人って、アウトドア志向で群れるのがあまり好きではない、真逆の人が多いと思います。
あの頃、このバイクから諦めずに前進することと、時には退く勇気をもつことを教えてもらった気がします。
いまブロンプトンを漕いでいるとき、ふとこのバイクに乗っていたときのことを思い出します。