先週、大けがをしてしまいました。
膝を4針縫うけがで、額も打ったため翌日にはお岩さんのように片目の上が腫れあがり、ひと晩で二目とみられない容姿に変身してしまいました。
翌日は絶対安静ということで、ベッドとトイレしか往復できませんでした。
翌々日は何とか病院へ行ったものの、顔は土気色で「こりゃ大けがだね」とお医者さんに言われる始末。
シャワーを浴びることができるようになったのは8日目。
もちろんブロンプトンにも乗れません。
一日中ベッドで寝ているものだから、読書はたくさんできるかと思ったのですが、そうは事がうまく運びませんでした。
脚も頭も痛くて、とてもまともな神経で字を追えないのです。
しかし、怪我から学んだこともあります。
月並みな言い方ですが、ひとは人の間で生きているということ。
ずっと静かに寝ていたら、気が病んでゆくのが自分でもわかりました。
こんな時こそ祈りは大切です。
そして、これまで当たり前のようにできたことができなくなり、心の健康は身体の健康のうえに成り立っていることが改めて分かりました。
また、心配してくれる人がいることがどんなに有難いかも身にしみて感じました。
病院へ行くために外に出ると、道行く人などに驚いた表情で顔を覗かれます。
私の顔は何週かすれば元に戻るのでしょうけれど、もし一生このままだったらどうだろう?とも想像しました。
とにかく何とかしなきゃとドラッグストアに行ったものの、マスクはたくさん売っているのに、眼帯は訊いても置いてありません。
また、シャワーを浴びるのに傷口を濡れないように覆うものを、ビニール袋+テーピングで自作したのですが、こんな商品があったらいいのにと思いました。
今もブロンプトンには乗れず、歩いても足を引きずっている状態が続いてますが、何とか座って本を読んだりPCの操作はできるようにはなりました。
膝の傷がくっつくまでもう1週間。
よい機会だから怪我人の目でゆっくりといろいろなものを観察してみようと思っているところです。
苦楽生死、等しく感謝です。