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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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ブロンプトンを購入して最初にやらかした失敗-折り畳み時に前後輪を咬ませてしまう

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たまには失敗談もご紹介したいと思います。

イメージ 1

折りたたまれた佇まいの美しさについては、他の折りたたみ自転車を寄せ付けないブロンプトンですが、前輪と後輪が重なる際に、後輪が縦に巻き込む形で折りたたまれるのが特徴であると、以前畳み方を説明した時に書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/38651707.html

これはBromptonBirdyBD-1)に共通する特徴です。

ということは、もし前輪と後輪を一直線上に並べて畳もうとすれば、衝突してしまうのは明白なのですが、このことを忘れて、ついうっかりやってしまった失敗のお話です。

イメージ 2
 これから畳もうという時に気をつけなければならないのは、ペダルの位置(右ペダルが12時から1時のあたりにきていること)と、これから後輪を折りたたむときに、その位置の空間が充分に確保されていることなのです。

前者は物理的にペダルが干渉して折りたためないので、間違えることはないのですが、問題は後者です。

イメージ 3ついうっかりハンドルをまっすぐにしたまま、後輪のリア固定フックを握って、勢いよく後輪をスイングさせると…前輪と後輪が噛んだまま固まってしまうのです。

思い切りよくやった分、しっかりと噛んでしまって元に戻らない場合があります。

こういう時は、上で吊るして振るとか、うしろタイヤの空気をいったん抜くという方法で、前後輪を外すしかありません。

力ずくで無理やり外すと、前輪のフェンダーの端を割ってしまいます。

私は2回くらい同じ失敗をやらかしました。

イメージ 4
対策は、後輪を折りたたむ前に、ハンドルを左にきって前輪を傾け、後輪の畳まれる空間を確保しておくことです。

しかし、実際にハンドルをきっておいても、いざ後輪をたたもうという瞬間に、前輪の傾きが自然にまっすぐの状態に戻ってしまうことがあるので、注意してください。

(もともときられたハンドルというのは慣性によってもとに戻るようにできているのです)

コツは片手でハンドルポストを握ってハンドルを左にきった状態のまま、もう片方の手でサドルの後ろをもって上に引き上げ、後輪を折りたたむ動作を覚えてしまうことです。

ちょっとだけコツが要りますが、いまの私が失敗することはありません。

イメージ 5
(最悪、こんな風に割れてしまいます)

 自分だけかと思ったら、周りでも同じ失敗をした経験をお持ちの方が大勢いらっしゃるので、けっこうメジャーな失敗談なのだと思います。

はじめてブロンプトンを購入して間もない方は、ご注意を。


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