(https://blogs.yahoo.co.jp/brobura/40677357.html からの続き)
また、信号や一時停止のたびに停車して待っているのでは運動になりません。
ランニングでも、止まってしまうとトレーニングにならないし、元のスピードに戻すのが大変です。
だから自転車に乗る人たちの中には車が来ないのをいいことに、停車するのが面倒くさいとばかりに赤信号を突っ切る人がいますが、あんな安全マージンを自ら食い潰す行為が、要領が良いとはとても思えません。
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そこで、あえて小径車である点を活かして、スピードなど出さずとも有酸素運動はできるさ、とばかりに低速ギアで走ることをお勧めします。
つまり、ペダルを回しても前へ進まないという状況を意図的に作り出すのです。
路面電車に乗って、運転手がどのように出力を出しているかを観察してみてください。
停車しているところから加速して行って、ある程度の速度が出たらニュートラルに戻します。
先の信号が黄色や赤の場合は、慣性の法則に従ってニュートラルのまま惰性走行します。
そして前方の信号が青になると再び加速をします。
これを自転車の走行に応用するのです。
惰性走行の際、クランクを回し続け、多少の負荷をかけたままにします。
こうした傍目でみるとノロノロ運転に見えるような走り方でも、しっかりと有酸素運動ができます。
しかもスピードが控えめな分、周囲の交通状況に気を配りながら安全に走ることができます。
せっかく自転車に乗っているのですから、車やオートバイのように、ダーッと走ってキュッと止まるなんて非効率運転は避けてみましょう。 ![イメージ 2]()
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今回は、通勤途上で見かけたちょっと素敵な風景を写真で挿入しています。
2.走り方を工夫する
いくら交通量がすくないからといって、ほかに歩行者も車も存在する道を、スピードを出して疾走するのは危険です。また、信号や一時停止のたびに停車して待っているのでは運動になりません。
ランニングでも、止まってしまうとトレーニングにならないし、元のスピードに戻すのが大変です。
だから自転車に乗る人たちの中には車が来ないのをいいことに、停車するのが面倒くさいとばかりに赤信号を突っ切る人がいますが、あんな安全マージンを自ら食い潰す行為が、要領が良いとはとても思えません。
そこで、あえて小径車である点を活かして、スピードなど出さずとも有酸素運動はできるさ、とばかりに低速ギアで走ることをお勧めします。
つまり、ペダルを回しても前へ進まないという状況を意図的に作り出すのです。
路面電車に乗って、運転手がどのように出力を出しているかを観察してみてください。
停車しているところから加速して行って、ある程度の速度が出たらニュートラルに戻します。
先の信号が黄色や赤の場合は、慣性の法則に従ってニュートラルのまま惰性走行します。
そして前方の信号が青になると再び加速をします。
これを自転車の走行に応用するのです。
惰性走行の際、クランクを回し続け、多少の負荷をかけたままにします。
こうした傍目でみるとノロノロ運転に見えるような走り方でも、しっかりと有酸素運動ができます。
しかもスピードが控えめな分、周囲の交通状況に気を配りながら安全に走ることができます。
せっかく自転車に乗っているのですから、車やオートバイのように、ダーッと走ってキュッと止まるなんて非効率運転は避けてみましょう。
3.旅ではなく、トレーニングと割り切る
有酸素運動トレーニングを行うとき、気を付けたいのは時間を決めて集中することです。
汗が出てきて新陳代謝を高めるような脂肪燃焼がはじまったら、せいぜい1時間から1時間半以内で切り上げることです。
際限なくエネルギーが切れるまでストイックに走ったり、逆にダラダラといつまでも走ったりしたのでは、痩せることはできません。
そういう意味では、未知なる世界に飛び出してブロンプトンに乗るという旅よりは、日常の足として電車やバスに乗っていた部分をブロンプトンに置き換えてみる、という点を踏まえて実践した方がダイエットになると思います。
その中で「旅の要素」なるものを織り込んでゆく方がダイエットには資すると思います。
この点、ブロンプトンなら時間が来たら切り上げることができるから大変便利です。
例えば、渋谷から横浜方向に向かって東横線沿線の路地を、有酸素運動をしながらブロンプトンで走るとします。
あらかじめ、「自由が丘まで走ったら」「多摩川を渡ったら」とか、「1時間20分経過したら」と切り上げるタイミングを決めて渋谷から走ります。
そして条件を満たす場所まで来たら、もう少し走りたくてもブロンプトンをたたんで電車に乗ってしまいます。
逆に条件を満たす前にやめたくなっても、「もうあとひと踏ん張り」と目標まで辛抱してがんばります。
こうすることで、日々の生活の中の移動手段の中に、「ブロンプトンで走りながら痩せる」というプログラムを組み込んでしまいます。
4.今の習慣に組み込む
今の生活でも精いっぱいなのに、ブロンプトンに乗る時間を新たにつくるなんてとても無理…と思っている方が大多数だと思います。
けれど、この点がほかのダイエットと大きく異なる点だと思うのです。
つまり、日常生活の中にブロンプトンで有酸素運動をする時間を組み込んでしまうのです。
いちばんのお勧めは、通勤、通学に使うことです。
たとえば、ダイエットするためにジムやプールに通うとすると、トレーニングの時間+そこまで行き帰りするための時間がかかります。
近所や通勤経路上にあるスポーツクラブへ行ったとしても、トレーニング中はまるまるそのために時間を費やすことになります。
しかし、ブロンプトンに乗っていれば、その時間を移動や通勤そのものとして代用できてしまいます。
純粋にいえばブロンプトンでの移動=電車での移動にはなりませんが、都会で10㎞程度の距離を移動する場合、時間的な比率は電車1に対してブロンプトンは1.2~1.5程度です。
それに「電車か自転車か」ではなく「電車+自転車」という考え方ができます。
たとえば、3つ手前の駅で降りて歩く習慣はなかなか続かなくても、同じ駅で下車して自転車で走る習慣は比較的容易につきます。
駅に駐輪した自転車で家との間だけを往復するのは退屈ですが、少し手前の駅で降りて自宅までの近道を探りながら帰るというのは、かなり好奇心をくすぐられる通勤になります。
それを毎回3つ手前、4つ手前とずらしてゆくと、だんだんと負荷を増やしてゆけるし、いろいろな駅で下車して様々に見聞を広めることもできて、楽しくなります。
5.やりすぎにならないようにするには
大事なのは、「ちょっと苦しいかな」くらいでそれ以上負荷をかけるのは控えておくことです。
これ、スポーツやっている人は身に覚えがあるかもしれないのですが、適度なところでやめておくというのが長く続ける秘訣です。
有酸素運動って、ある芸能人が本に書いていましたがアドレナリンが出るのです。
走っている人なら、ランナーズ・ハイという言葉を聞いたことがあると思います。
練習を続けるにしたがって、イケイケどんどんになってしまい、意識しないうちにスポ根モードにはまっていることがよくあります。
こういう状態になると、今度は「運動量を減らしたら太ってしまう」という強迫にも似た観念に支配されて、ほどほどという融通が利かなくなり、最後はエクストリーム通勤を続けるか、全部投げ出してしまうかの二択になってしまいます。
体重や体脂肪率というものは、適正な値があるのですから、長距離ランナーのような体型になるまで走り続けるというのはやめましょう。
何事も6分から8分の間でやめておくことです。
さいごに、自分がブロンプトンに乗って痩せることができたのは、こうした習慣が新たに身についたからだと思っています。
そして、旅ではなく日常の生活に自転車に乗る習慣がついたのは、9月~5月の時期に、いつでもブロンプトンをつれてゆき、走って帰るなり、あるいは走って行って電車で帰ってくるなりということを繰り返したことが大きかったと思います。
マラソンやランニングをしている人ならわかると思うのですが、有酸素運動をしていて気持ちがいいのは秋から冬の間、そして春までの間です。
夏に汗だくになって走るというのは、体力的な面だけではなく、精神的な面からも辛いものがあります。
これからブロンプトンを購入して痩せようともくろんでいる人たちは、今ぐらいに検討してみるのがちょうどよいかもしれません。
去年の秋から週に2~3日は都内へ自転車併用通勤をしていますので、そのうちに改めて「通勤にブロンプトンをつれて」というお題で具体的な工夫を書いてみたいと思います。
(おわり)