池鯉鮒宿と鳴海宿の間、洞隣寺にて「滅諦」(めったい)の話が出てきましたので、それを含む「四諦」(したい)について調べてみました。
(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/40420231.html)
どうも旅をしていてお寺に立ち寄ることが多いせいか、お釈迦さまの教えとは何だろう?と思うことが多いのです。
四諦とは、お釈迦さまが菩提樹の木の下で悟りをひらいたのち、一番最初に弟子たちに説いた、悟りにいたる四つの真理のことです。
諦(あきらめ)という字が出てくるのですが、全く関係なくて真理のことだそうです。
もちろん、四苦八苦の「四苦」とも別物です。
仏教における苦とは、単に痛いとか辛いとか感覚的なものにとどまらず、本人が自覚していようがいまいが、満たされずにいるところを何かにとらわれている状態を指すようですね。
そういわれると、現代人は大なり小なり何かにとらわれていて、苦しみや欲望を滅ぼすことができるのなら、どんなに楽になるだろうと想像してしまうのでした。