むかし、「東京はおもちゃ箱をひっくり返したような街だ」とどこかの外国人が感想を漏らしたそうですが、その最たる街が原宿じゃないかと思います。
だからというわけではないのですが、ブロンプトンで都内を走ると、いろいろなものを見聞きするわけです。
この大時計は、日本のポップカルチャーを海外へと発信しようというプロジェクトの一環なのだそうです。
英語にすると、”Hallo Japan”ですが、中国語にすると“喂喂日本”(wéi wéi rìbĕn)になり、韓国語だと「ヨボセヨ、イルボン」かな。
「もし、そこの御仁、失礼ですが旅のお方とお見受けします。
拙者になにかお手伝いはできませぬか」
ふと見ると、お隣には満月商店(Full moon Store)という燃料屋さんが窓際に七輪を並べていました。
七輪ってようするに携帯用の炉のことですよね。
日本人は昔から出かけたさきで煮炊きすることを考えていたのでしょうか。
懐炉なども日本人が大正時代にライターをもとに考案したそうですし、持ち出すことにかけてこれだけ工夫するということは、よほどお出かけ好きの民族だなと思います。
ブロンプトンも、自分のような使い方に限れば折り畳み自転車じゃなくて、「携帯自転車」とか「携行自転車」って呼んだ方が正確な気がします。
帰ったら、真ん中の女性がテレビに出ていてびっくり。
何でも挫折を乗り越えて今年の紅白に初出場するのだとか。
世代交代ってきいていたけれど、そういうことなんだ。
ふーんと思って歌詞を読んだのですが、演歌についてはまるでリテラシーの無い私。
それならと、試しに司会者のナレーションを考えてみました。
「あなたが人生に何を求めるかよりも、あなたが人生から何を求められているのかと尋ねられれば、それは、歌うことだったのでしょう。
歌に心をかさねて、明日を夢見る・・・・さんです!」
紅白最近観ていませんが、昭和だったらこんな調子かなぁ。
あ、また言葉遊びしている自分がいました。