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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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鉄道が停止する原因と、下車してブロンプトンで走り出すタイミング

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先日も定刻になっても動き出さない電車の話を書きましたが、「乗っている電車が駅で止まってしまった、脇にはブロンプトン、さあどうする?」というケースで走り出すタイミングをはかるのは、判断の難しいところです。
そこで、考えられる車内放送別に復旧までの時間を想像し、次の3つの対応に分けてみました。
 
A)乗ったままの方が良い場合
B)どちらともいえない場合やケースバイケース
C)さっさと下車してブロンプトンで走り出した方が良い場合
イメージ 3
(たまたま電車が停止していたので撮影しました。本文とは関係ありません)

 

なお、以下はあくまで主観です。
アクシデントが自分の乗車している電車であったのでしたら、比較的状況はつかみやすいとおもいます。
しかし、前を走る電車の場合は、理由も含めて状況がよくわからないケースがほとんどでしょう。
空港利用や乗り継ぎなど、時間に追われているような場合は駅員さんや車掌さんに理由を話して、スマホなども利用して情報収集につとめましょう。
C)の場合は並行するような代替の路線(例;品川-横浜間の京浜東北線と京急線)に乗り換える方法と、目的地まで走ってしまう方法があるかと思いますが、それも地理に詳しい、方向音痴でない方か、そうした人が同行者に居る場合に限ると思います。
つまり、ほとんどの場合動かずそのまま乗っていた方がよいということになるのではないでしょうか。
 
◇「前の列車が詰まっておりますので、時間調整」「赤信号により停止。信号が青に変わり次第発車」
 このケースでは、長くても走り出すのに5分とかからないケースが殆どですので、乗ったままが良いと思います。(A
 
◇「車内で急病人が出ましたので、救護しています」「具合の悪いお客様の介抱を行っています」
 このケースも、よほどの場合でない限り病人は下車しますので、すぐに動き出しますから乗ったままでしょう。A
イメージ 2

 
◇「お客様が線路に立ち入ったため」「お客様がホームから転落」
 線路に立ち入るには、なにがしかの事情があるのでしょう。
単なる転落であればすぐに動きます。
自分の意思でもって入った場合は、安全確認まで時間がかかる場合もあるとおもいます。
どちらか分からない限り、乗ったままにしろ、下車するにしろ、賭けになります。B
 
「車両故障により停止」
 ひとくちに車両故障といいましても、ドアの開閉ランプがきれたという軽いものから、走行不能になって救援車両を待つものまでいろいろです。
10分ほど待って動き出さないようでしたら、軽い故障でない可能性を疑ってよいとおもいます。
車掌さんや駅員さんが「(詳細は)わからない」と答える場合はますます怪しいと思った方がよいでしょう。
こうなると、ブロンプトンを取り出して、並行する路線があるのなら、そちらへ移ってしまうのにかけてみるのもありだとおもいます。(B
 
◇「お客様が列車と接触し、救護活動」
 これは人身事故のケースで、あまり考えたくないのですが、自殺なども含まれているとおもいます。
その場合、15分から30分くらい停止していることが多いように感じます。
あと一駅などという場合は下車した方が良いと思いかもしれません。(B
 
◇「地震により運転を見合わせ」「(沿線)火災による停止」」「河川増水による見合わせ」
これは地震や火災など災害の規模にもよるとおもいます。
地震であれば携帯電話をみれば大きさがわかるので、復旧にまで時間がかるかどうか判断がつつきます。
携帯がつながらなくなるような大災害の場合には、即下車になります。
また、「ただいま安全確認を行っております」「線路の点検を行っています」という言い回しは、人によっては「すぐに動き出すのではないか」と期待をもたせる表現に感じ取れるかもしれませんが、あまりあてにならないという事実は、かの大震災で経験した通りです。(B)(C
 
◇「信号故障により停止」「踏切で車両と接触」
先日の停電のような場合も含め、車両と違い、線路や架線など施設そのものが故障をおこしたり破損したりした場合は、相当な時間がかかると思ったほうが良いでしょう。(B)(C
 
◇「ただいま他社線に振り替え輸送を要請して…」
この言葉が出たら、さっさと下車して走り出した方が得策です。(C
イメージ 1


いずれにせよ、よく利用する沿線については、いま東急東横線でやっているように、路線に沿って自分なりのルートを作っておけば便利でしょう。

わたしは東横線沿線に住んでいて、渋谷と横浜の間であれば地理と道筋はほぼ頭に入っています。
また、歩いて乗り換えるには遠すぎても、自転車なら乗り換えやすいような距離の駅は、東京とその近郊にはたくさんありますので、実際にそうした乗り換えをやっておくと、いざというときに役立つかと思います。

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