先日、自転車のワイヤーキーを落としてしまいました。
あれ、小さくて軽いのを選んでいるので、カバーと一緒に入れておくと出し入れの際落ちてしまうのです。
サドルの下につけておくようにした方がよいかもしれません。
どこかに自転車のカギを売っている店はないかなぁ、などと旧東海道を鎌倉へ向かって走っていたところ、明日までのお店をみつけてしまいました。
保土ヶ谷宿の中ほどにある、金物屋さんの市野屋商店。
今日店の前を通ったら、閉店につき半額セールの文字が目に入ってきたのです。
段ボールに書かれた文字もさることながら、横に吊られた滑車がすごい。
井戸の上にこんなのありましたな(値札なし)。
この店は今年で114年の歴史があるそうです。
単純に2016年から引くと1902年ですから、数えだと1901年です。
明治の後期で、日清・日露両戦役の間です。
1902年は江ノ電が誕生した年でもあります。
(江ノ電もまた古いのです)
再開発計画によって、6階建ての鉄筋コンクリートマンションに生まれ変わるのだそうです。
駅も近いし、やむを得ないのでしょう。
しかし、街道マニアとしては旧東海道沿いの懐かしいお店がまたひとつ消えてしまいます。
とはいえ、これまでホームセンターなどの量販店に押されながらも、営業してきたのは立派です。
入り口に丸太用ののこぎりが1,000円で売っていました。
安いのでしょうけれど、木こりをやるわけでもなく、こんなのを街中で所持していたら、通報されそう…。
先日チェンソーで太枝を切り落としたばかりなので、しげしげと見つめてしまいました。
こんなのこぎりを扱えるほど、自分は怪力じゃありません。
対する細工用のこぎりですら、家にあるのこよりでかかったのです。
そして後ろにはお約束の大鋸(「おが」と読むのだそうです)が現品限りで立てかけてありました。
あーこれ二人で押し引きするやつですね。
マジックSHOWでしか見たことなかったですよ、ハイ。
こちらは力王たび。
26.0と24.5が残っていました。
これ、外国人のお土産にいいのですよね。
値段は半額なので、びっくりするほど安かったですよ。
ブロンプトン用のスパナはあるかしらんと探したのですが、あいにく14㎜と17㎜の間がありませんでした。
惜しい。
そのかわり、やたらヤスリがあったのです。
それも日本製で、パッケージの古いやつ。
昔家の物置に、何に使うかわからない工具があって、ひとりでわけもなくいじっていましたっけ。
男子って、手先が不器用でも工具には萌えるのです。
刷毛、オイルステン、スタープラグ、鉋、木槌など、注意深く見ているうちにここは木工用の道具が多いことに気が付きました。
もちろん、名前はおろか、何に使うか想像もできない道具もたくさんありましけれど、さっきの大鋸も、木造住宅建築用みたいですね。
ふーむ、今時丸太を現場で製材して家を建てる大工さんがいるのでしょうか?
そしてこのお店は真ん中できっちりと別れていて、半分は鍋やおたまなどの台所用品が並んでいます。
こちらは金物屋さんというよりは荒物屋さんといった風情です。
(そちらは興味がないから全く写真を撮っていないのですが、かなり古い台所用マッチがありましたよ)
レジの裏にはこの店のを切り盛りしてきたご夫婦がほほ笑む、白黒写真がありました。
きっと台所用品と大工道具をお二人で役割分担して販売されてきたのでしょう。
これから、こういうお店がどんどん消えてゆくのかもしれません。
最終的に、チェーンを洗浄するときに使えそうな刷毛(なんと1本35円)と、小さなペンチ(900円)を買いました。
旅先でペンチが欲しいと思うことがあるのですよ。
特に西国街道!
ブロンプトンに使うのではないですよ。
イノシシ除けの策で、扉が太い針金で留めてあったりして、素手で外すのが大変なのです。
ブランドはペンチやニッパーなど、小学生の時にプラモに手を出していたらご存知のフジ矢ブランドでした。
でも、ロゴが古いから昔の製品なのでしょう。
箱ごととっておこう。
あれ、小さくて軽いのを選んでいるので、カバーと一緒に入れておくと出し入れの際落ちてしまうのです。
サドルの下につけておくようにした方がよいかもしれません。
どこかに自転車のカギを売っている店はないかなぁ、などと旧東海道を鎌倉へ向かって走っていたところ、明日までのお店をみつけてしまいました。
保土ヶ谷宿の中ほどにある、金物屋さんの市野屋商店。
今日店の前を通ったら、閉店につき半額セールの文字が目に入ってきたのです。
段ボールに書かれた文字もさることながら、横に吊られた滑車がすごい。
井戸の上にこんなのありましたな(値札なし)。
この店は今年で114年の歴史があるそうです。
単純に2016年から引くと1902年ですから、数えだと1901年です。
明治の後期で、日清・日露両戦役の間です。
1902年は江ノ電が誕生した年でもあります。
(江ノ電もまた古いのです)
再開発計画によって、6階建ての鉄筋コンクリートマンションに生まれ変わるのだそうです。
駅も近いし、やむを得ないのでしょう。
しかし、街道マニアとしては旧東海道沿いの懐かしいお店がまたひとつ消えてしまいます。
とはいえ、これまでホームセンターなどの量販店に押されながらも、営業してきたのは立派です。
入り口に丸太用ののこぎりが1,000円で売っていました。
安いのでしょうけれど、木こりをやるわけでもなく、こんなのを街中で所持していたら、通報されそう…。
先日チェンソーで太枝を切り落としたばかりなので、しげしげと見つめてしまいました。
こんなのこぎりを扱えるほど、自分は怪力じゃありません。
対する細工用のこぎりですら、家にあるのこよりでかかったのです。
そして後ろにはお約束の大鋸(「おが」と読むのだそうです)が現品限りで立てかけてありました。
あーこれ二人で押し引きするやつですね。
マジックSHOWでしか見たことなかったですよ、ハイ。
こちらは力王たび。
26.0と24.5が残っていました。
これ、外国人のお土産にいいのですよね。
値段は半額なので、びっくりするほど安かったですよ。
ブロンプトン用のスパナはあるかしらんと探したのですが、あいにく14㎜と17㎜の間がありませんでした。
惜しい。
そのかわり、やたらヤスリがあったのです。
それも日本製で、パッケージの古いやつ。
昔家の物置に、何に使うかわからない工具があって、ひとりでわけもなくいじっていましたっけ。
男子って、手先が不器用でも工具には萌えるのです。
刷毛、オイルステン、スタープラグ、鉋、木槌など、注意深く見ているうちにここは木工用の道具が多いことに気が付きました。
もちろん、名前はおろか、何に使うか想像もできない道具もたくさんありましけれど、さっきの大鋸も、木造住宅建築用みたいですね。
ふーむ、今時丸太を現場で製材して家を建てる大工さんがいるのでしょうか?
そしてこのお店は真ん中できっちりと別れていて、半分は鍋やおたまなどの台所用品が並んでいます。
こちらは金物屋さんというよりは荒物屋さんといった風情です。
(そちらは興味がないから全く写真を撮っていないのですが、かなり古い台所用マッチがありましたよ)
レジの裏にはこの店のを切り盛りしてきたご夫婦がほほ笑む、白黒写真がありました。
きっと台所用品と大工道具をお二人で役割分担して販売されてきたのでしょう。
これから、こういうお店がどんどん消えてゆくのかもしれません。
最終的に、チェーンを洗浄するときに使えそうな刷毛(なんと1本35円)と、小さなペンチ(900円)を買いました。
旅先でペンチが欲しいと思うことがあるのですよ。
特に西国街道!
ブロンプトンに使うのではないですよ。
イノシシ除けの策で、扉が太い針金で留めてあったりして、素手で外すのが大変なのです。
ブランドはペンチやニッパーなど、小学生の時にプラモに手を出していたらご存知のフジ矢ブランドでした。
でも、ロゴが古いから昔の製品なのでしょう。
箱ごととっておこう。