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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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大坂日帰り出張にブロンプトンをつれて(その2)

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さて、グリーンサイクルステーションさんで購入したBrompton用イージーセパレートカバーの下の部分を取り付けて、わがブロンプトンはしっかりと袋に収まりました。
誤解している人もいるようですが、JRの規則では車両内は完全に袋に覆うようにということになっています。
でも、混雑したプラットホームで袋に入れる作業をするのは迷惑ですし、駅構内に入ってしまった人や物をいちいち確認するわけにもゆきませんから、便宜上「改札口から先では」という了解になっているのでしょう。
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(おおっ、何だか「いけてる出張」っぽくなってきたぞ)

ポスターにも「車内に持ち込むことができるものについては・・・」という書き出しになっているはずです。
このように、朝早く空いているホームへ行って、最終的に袋に入れている分には、問題がないはずです。
もちろん、改札口で注意されたらその場で下の部分を包み、そこから持って移動するのは当たり前のことです。
列車の混み具合など、こちらであらかじめ配慮しているからできることなのです。
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以前本ブログで書いた通り(http://blogs.yahoo.co.jp/brobura/38876602.html)、E700系のE席網棚であれば、きちんと載せることができます。
このとき、始発駅だから持ち上げるときに他の客さんの迷惑にならないという利点もあると思います。
ブロンプトンをつれて新幹線に乗るならば、ぎりぎりに駅に行くのではなく、早めを心がけましょう。
だって、ゆったり時間をとってもなおかつ早くて便利なのがブロンプトンなのですから。
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さて、ひかり493号が6時ちょうどに出発したら、ウィーンという加速音(最近の新幹線はぐんぐん加速します。)とともにお馴染みの♩(ファ♯)、♩(ファ♯)、♩(ソ♯)、♪(ファ♯)、♩(ソ♯)というチャイムとともに『今日も、新幹線をご利用くださいまして・・・』という例のアナウンスが流れます。
あれは脇坂京子さんという東俳所属のれっきとした声優さんですよ。
私としては、青二プロあたりの声優さんに、車窓案内をあててほしいところです。
声の受信機や車窓案内を入れたタブレットを多言語用意して有料で貸し出したら、儲かるんじゃないかなぁ、JR東海さん(笑)
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(奥に見える三角錐が、雨降山と呼ばれる大山です。昔は広く人々の信仰を集めていました)

ちょっと前までは、やがて検札がきたのですが、今はありません。
しかし、居眠りしたりせずに次の小田原到着(6:14)までにお弁当は平らげてしまい、空の包みはゴミ箱に入れてしまいましょう。
平日は特になのですが、この列車は小田原、静岡と停車するたびにかなりの人たちが乗ってきます。
シウマイ弁当なんて結構匂いがきついですから。
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ところで、先ほどのチャイムの音、“AMBITIOUS JAPAN!”というTOKIOの歌のサビ部分だったといまさらながらに気づきました。
作曲は筒見京平さん。
ぬわんと、この前ご紹介した『ブルーライトヨコハマ』を作曲した方じゃないですか。
そして作詞はなかにし礼さん。
「突き進めば希望(のぞみ)はかなう
立ち止まらない 振り返らない
やるべきことを やるだけさ」
おお、耳の痛い歌詞だこと。
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(浜名湖 弁天島-新居間)

よぉし、ここからは、声優さんになったつもりで東海道新幹線の車窓を解説してみます。
小田原を出て箱根山塊を丹那トンネル等でくぐりぬけると、山頂付近にちょろちょろとした雪渓をのこした黒富士を眺めて、静岡に停車(6:40)です。
その後大井川を渡って牧の原台地を抜け、浜名湖を渡ります。
多少空が白んでいるものの、今日はよく晴れています。
もちろんこの間後続ののぞみに抜かれることはありません。
旧東海道を歩いたり自転車で走ってからというもの、東海道新幹線ではどんな眠くてもウトウトしてははっと起きるの繰り返しです。
やがて名古屋到着(7:24)のアナウンスが例のチャイムとともに始まります。
『・・・名古屋を出ますと、次は京都に止まります』
うーむ、宮から京を一足飛びに移動するとは恐るべし、文明の利器。
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(名古屋駅到着。この後車窓に現れる在来線と新幹線の間に建つビルがJR東海の本社ですよ)

そして木曽三川を越えて列車は関ヶ原へ。
するといきなり雲行きが怪しくなってきました。
ここ、青春18きっぷを使って鈍行で行ってもそうなのですが、季節にかかわりなく天気の変わり目なのです。
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(関ヶ原の街並み。防音壁が耐雪仕様です)

いにしえに天下分け目の合戦が行われた場所は、いまもむかしも気温の境目のようです。
その証拠に、関ヶ原ではいまにも降りだしそうな雨雲が垂れ込めていたのに、東海道線で次の駅の柏原付近では、もう晴れてきて伊吹山が望めるではありませんか。
ちなみに、ご存知かと思いますがこの付近の新幹線は「中山道」に沿っています。
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(伊吹山)

やがて琵琶湖を遠望しながら近江平野を南下し、ひかり493号は7時59分京都駅着。
新横浜から京都まで、2時間を切っています。
昔風にいえば「いっときもかからない」のです。
ううっ、何日も掛けて歩いたのが空しくなるほどの早さよ。
それでも、一生に一度は日本橋から京まで歩き通すことをお勧めします。
面倒くさいという方のために、せっかくこういう仕事を始めたのだから「織旅弥次喜多クラブ」でも発足させようかな、なんて考えているところです。(つづく)
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(新米の頃、よく修学旅行の添乗で来たなぁ。あの頃は生徒さんが多かったから専用臨なんてのがあったりして)

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