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屋号を考える

ブロンプトンを利用した旅行をプロデュースしてゆくお店(会社)をつくりたいと思ったとき、屋号(社名)をどうするのか悩みました。
まず考えたのは、格好いい響きの言葉です。
英語はもちろんラテン語、中国語、フランス語などいろいろあたってみましたが、いまひとつピンときません。
というのは、その言葉がいくら美しい響きをもっていても、深遠な思想を含んでいても、外国語では名が体をあらわすには、誰もが知っているような有名な言葉でなければならないのです。
そのような言葉はすでに使い古されていて、いまさら小さなお店の屋号にするような言葉としては相応しくありません。
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そこで、旅にまつわる言葉や、旅をあらわす言葉、そこに自転車の要素をどう含めるのかを考えてみました。
しかし、なかなか短くて適当な言葉が見つかりません。
最終的には造語をすることになりました。
いろいろつくったなかで、いちばんまともだったのが、「旅を織る」という意味と、折りたたみ自転車の「折り」をかけた「旅」という字と「織」を組み合わせた言葉でした。
「旅織」ではラビオリみたいだし、ちょうど七夕が近づいていたので、「織旅」(おりたび)という名前に決めました。
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しかし、ローマ字で開いてOri Tabiでは外国人から見てなんのことやらわかりません。
そこで英語のサブタイトルとしてOri Travelという造語をこちらでもつくってしまいました。
これは、旅人それぞれが、Originalな旅を紡いでほしいということでそういう名前にしました。
ブロンプトンはそんな思いにぴったりの折りたたみ自転車だと思います。
利用される方々が、それぞれに走っていった先に様ざまな発見や出会いがありますようにと祈っています。
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ところで、祈り」という漢字と「折り」という字は似ているのですが、後者は「心が折れる」とか「挫折」、「夭折」などあまりいい意味がありません。
ということは、「折」ではなく「織」で良かったのかなぁと感じております。
いろいろ考えて、結局お店を借りて最初にやったことは、床貼りだったのですけれどもね(笑)


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