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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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冬こそひかり493号(新横浜始発下り1番列車)

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さいきん、めっきり乗っていない下りの1番新幹線。
冬のこの時期が一番劇的だと思います。
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寒くて暗い中を、30分かけて新横浜へ走ってゆきます。
6時ちょうど発ですから、5時半くらいに着くように、家を5時ちょうどに出ます。
一日の中でも一番寒い時間帯ですが、水泳部の朝練でプールに浸かったような気分で汗がかけます。
全然関係ないですが、むかし8時ちょうどのあずさ2号って歌がありましたね。
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新横浜に30分も早く着くのは、お弁当を購入するためと、走ってきて喉が渇いているので、それを潤すためです。
みな寒くて委縮しているのに、自分だけがハァハァいいながら汗かいているのもちょっと変です。
「今日も、新幹線をご利用くださいましてありがとうございます」ではじまるあの自動放送をきくと、旅に出る実感が湧いてきます。
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座席はもちろんE席です。
理由はこちらをご覧ください。
当日に行ってもE席が空いていない場合もあるので、前日までに予約だけでもしておきましょう。
指定席特急券だけ購入しておいて、乗車券はSUICAやPASMOでという日がもうすぐきそうですね。
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もちろん、ブロンプトンは網棚へ。
その際、車両を汚さないように気を配りましょう。
今の新幹線は加速が良いから駅を出たらいつの間にか、かなりの速度で走行しています。
車内でお弁当を食べても起きたばかりだから眠れないのは、何度乗っても一緒です。
旧東海道をゆく者にとって、新幹線の車窓は思い出深い場所ばかりなので、寝ている暇なんかありませんけれども。
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この時期、小田原まではだいたい暗くて、富士山の見える三島-新富士あたりにさしかかっても、まだ太陽は出てきません。
浜名湖あたりで車窓にようやく陽が射してくると、朝に弁天島を歩いていたときのことを思い出します。
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新横浜を出ると、小田原(6時14分)、静岡(6時40分)と停車して、名古屋に7時24分に到着します。
ちなみに、だいたい新横浜-小田原間はガラガラで、小田原からどっと人が乗車してきます。
きっと湘南や、小田急線沿線のお客さんなのでしょう。
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名古屋へ着いたら広小路口から名鉄線の名駅へブロンプトンを曳いて移動します。
迷わず移動して7時32分発の特急に乗ると、国府には8時17分に到着です。
こうすると、いま旧東海道の旅でさしかかっている御油宿や赤坂宿から西の宿場へは、後発のこだま号に乗って豊橋乗り換えで行くよりも、早く到着できます。
静岡で後続のこだま697号-7時14分発に乗り換えると、豊橋到着は8時02分で、豊橋発8時15分の名鉄に乗り換えると、国府着は8時22分ですから。
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え、5分しか違わないだろって?
国府なら5分ですけれど、これより西の藤川宿や岡崎宿、鳴海宿などは、どんどん差が開いてゆきます。
それに静岡駅の寒いホームでこだま号を待っているよりも、楽ですよ。
なお名鉄の名古屋駅ですが、乗りなれないよそ者の浪馬は、続けざまに来る電車が下車する駅を通過するのか、停車するのか、なかなかわかるようにはなれません。
スマホで調べれば一発なのでしょうが、乗り鉄としてのプライドが…。
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しかし、先ほどまでマラソンみたいに闇の中を走っていたのに、1時間半かそこいらで、全然知らない街の8時前の電車に乗っている自分は、ちょっと透明人間っぽいです。
そして、同じく早起きをして出かける愛知の人たちをぼんやり眺めていると、妙な気持ちになるのは何度経験しても同じです。
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