早朝からブロンプトンで走っていると、腹が減るのです。
見知らぬ街をブロンプトンで走り、素晴らし景色に触れたり、変わったものに触れたりすると、これまたお腹が空きます。
以前、旅行会社で団体旅行を扱っていたときは、予め時間とともに食事場所を決めて、予約を入れて、バスの駐車場所を確保して、なんてことをしていました。
知っていました?
ここでも「食事券」なるクーポンを切って、清算するのです。
大きな旅行会社はこうして精算と支払いのタイミングをずらすことによって、利ざやを稼ぐというのが収益源で、取扱い規模が大きければ大きいほど、稼ぐ利幅も大きくなるわけです。
ドライブインなどの食事場所は、いつも一定割合の顧客と収入を確保できるので、経営基盤が安定するわけです。
よく、「旅行会社なんて手数料商売だからネットで顧客と業者がダイレクトにやり取りしたら、仕事がなくなる」という人には、このある意味で金融会社の側面があることを教えてあげていました。
「旅行積み立て」なんて商品が生まれる下地は、こうしたところにあったわけです。
今は団体旅行自体が(少子化による修学旅行の減少も含め)大幅に目減りしていますから、何とかイベントや研修など組織化する努力をし、集団による旅行需要を喚起しているのだろうと思います。
しかし、折りたたみ自転車などで旅をするというのは、まさにその逆をゆくわけで、食べたいタイミングで、食べたい物を、個々人がぶらぶら探索する所に面白味があるのではないかと感じています。
当たり外れもありますが、そうした勘どころを養うのもまた、個人の楽しみになります。
(このブログでご紹介するお店は、孤独のグルメっぽいお店が多分に含まれていました)
ということで、ブロンプトンをつれて飲食店に寄ることも、このブログ内でひとつのジャンルにしてしまおうと思い、独立して書庫を設けることにしました。
お題をどうしようかと思い、色々と考えました。
「飲食店にブロンプトンをつれて」「ブロンプトンでゆくグルメ」「折り食べ」など、どれもしっくりきません。
結局、「食いしん坊がブロンプトンをつれて」という長い書庫名にしたいと思います。
なお、最後の駐輪場所情報は私の個人的な見立てですので、グループなどでブロンプトンをつれて行った際に、丁寧にお願いしてお断りされたときには、潔く自転車の置き場所を探してください。
今回ご紹介するのは、横浜の伊勢佐木町で24時間営業しているとんかつやの「長八」さん。
このお店は6時から11時の間朝定食をやっています。
焼き魚の種類や目玉焼きをチョイスできて、ご飯とお味噌汁がお代わり自由で、お値段なんと650円。
自宅から走ってきてお腹がペコペコに空いてしまい、朝食をガッツリ食べたいときにはお勧めのお店です。
<駐輪情報>
店内;たたんで入るなら3台くらいまで
店の前;早朝なら周囲のお店が閉まっていて人通りも少ないので迷惑がかからないとは思いますが、午前10時以降はやめた方が良いと思います。
駐輪場;伊勢佐木長者町駅駐輪場(5:00~0:30)1回100円(屋根なし)130円(屋根あり)
横浜パークプレイス・カトレヤプラザ伊勢崎駐輪場 1時間まで無料