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Channel: 旅はブロンプトンをつれて
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姨捨の猫カフェにブロンプトンをつれて

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(姨捨の棚田は基本的に西に開けています)

今日は、姨捨山にある猫カフェ、猫目月夜亭をご紹介したいと思います。
前にも書きましたけれど、猫か犬かと問われれば、断然に猫なのです。
子どもの頃、自宅で飼われていた犬に襲われて怪我をしたことがあるのですが、動物嫌いにならなかったのも、同じく飼われていた猫のおかげです。
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猫って人間の気持ちに敏感で、微妙な寄り添い方をしてくれます。
その距離は遠からず、近からず。
犬の方はかなり積極的なのですが、あの猫の距離の取り方が好きなのです。
だから、猫が好きというよりは、猫のいる風景とか、時間とか、場所が好きと言った方が的を得ているのかもしれません。
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最初、このお店の看板を見たときには、こんな田舎に猫カフェ?と訝しく思いました。
曜日と時間が限定で開いているため、タイミングが合わないとなかなかお猫さまに会えません。
(月、木、金は祝日を除いてお休み)
何でも行き場のない子猫を引き取って、このように猫カフェの従業ニャンとしているのだとか。
お昼をしっかり食べたいので、タコライスをいただきました。
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(ニャンだよ、座るのかよって顔していますね)

お約束は、フラッシュを焚かないこと、人間の食べ物を与えないこと、煙草を吸わないことです。
人との距離の取り方が、猫それぞれに違っていて、面白いです。
子どもの頃はけっこう野良猫にも好かれていたのですが、オジサンになってからはあまり寄ってこなくなりました。
もしかしたら、臭いのかもしれません。
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猫はとにかくしつこくしないことだと思います。
それからうるさくしないこと。
癇の強い感じの人は、猫も苦手みたいです。
基本彼らはツンデレで物見高い性格ですから、こっちが別のことに夢中になっていたりすると、さっきは嫌な顔して向こうへ行ったくせに、いつのまにか膝の上に乗っていたりします。
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(ゆっくりしたくてアイスまで食べてしまいました)

店主さんのお話によると、このお店からの眺めが一番素晴らしいのは夕方から夜にかけてだそうです。
但し、営業時間は特別な週末を除いて17時までだそうなので、夕焼けを見たいのなら冬場になるのかもしれません。
いままで姨捨の棚田には水が張られていないと、そして稲がそれほど生育していない状況でないと、月が映えない、空が映えないと勝手に思い込んでいたのですが、もしかしたら稲穂の垂れる秋や、雪が降り、田が凍る冬の方が、月や空は美しいのかもしれません。
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また、店名の通り、夜にお目目が丸くなった可愛いにゃんこに会いたい場合は、冬場の暗くなる夕方が良いのではないでしょうか。
6月末現在、店主さんが体調を崩されてお休みだそうで、恢復をお祈りしております。
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(棚田は造形が美しいと思います)

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